パスカグーラ誘拐事件【Pascagoula Abduction】
珍奇ノート:パスカグーラ誘拐事件 ― アメリカで発生した異形の宇宙人による誘拐事件 ―

パスカグーラ誘拐事件とは、1973年にアメリカで発生したUFO遭遇・誘拐事件のこと。

2人の釣り人がハサミ状の手を持つ異形の存在に誘拐され、船内で検査を受けたとされる。


基本情報


概要


パスカグーラ誘拐事件は、1973年にアメリカ・ミシシッピ州パスカグーラで発生したUFO遭遇・誘拐事件である。警察への即時通報、秘密録音テープ、複数の後年証言などが残されている点から、UFO事件の中でも記録性の高い事例として知られている。

1973年10月11日夜、チャールズ・ヒクソンとカルヴィン・パーカーがパスカグーラ川沿いで釣りをしていた際、背後から「ブーン」あるいは「ウィーン」と表現される異音を聞き、青白い光を放つ楕円形の飛行物体が降下してくるのを目撃したとされる。その物体は全長8〜10メートルほどであったと証言され、川岸近くに静止した後、側面の開口部から3体の人型の存在が浮遊するように接近してきたと述べられている。

その存在は、象の皮膚のようにシワの多い灰色の外見をしており、頭部には明瞭な目や口は確認できず、耳や鼻の位置に円錐状の突起があったとされる。また、手先はカニのハサミやミトンのような形状で、首のない円筒状の胴体をしており、脚部も人間的な関節構造が不明瞭であったとされる。その動きは歩行というより浮遊に近く、全体的に機械的な印象を受けたと証言している。

ヒクソンとパーカーは、この異形な存在に触れられた直後に身体が麻痺し、そのまま宙に浮いた状態で物体内部へ運ばれたと証言している。内部では、光に満ちた空間の中で機械的な装置による身体検査を受けたとされ、パーカーは極度の恐怖から意識を失っていたとも語っている。

その後、2名は元の川岸に戻され、直ちにジャクソン郡保安局へ通報した。警察は2人を別室に残して秘密録音を行ったが、録音された会話には「死ぬかと思った」などと恐怖を語り合う様子が記録されており、虚偽を打ち合わせているような形跡は確認されなかったとされている。また、ヒクソンは後日ポリグラフ(嘘発見器)検査を受け、証言に重大な虚偽反応は見られなかったと報告されている。

この事件は翌日から全国紙や通信社によって大きく報じられ、ヒクソンとパーカーは後に民間研究者やJ・アレン・ハイネックらによる調査を受けた。ハイネックは、2名が実際に強い恐怖体験をした可能性を重視していたとされる。さらに近年では、当時同じ夜に周辺地域で異常な光を目撃したとする追加証言も報告されており、2019年には事件現場の付近に歴史的標識が設置された。

パスカグーラ誘拐事件が特に注目される点は、即時の警察通報、秘密録音テープ、詳細な目撃証言、そして後年の追加証言など、複数の記録資料が残されていることである。一方で、物体の正体や出来事の実在性については現在も確定的な結論には至っておらず、事件は引き続き議論の対象となっている。UFO遭遇事件の中でも、証言の一貫性と記録性が際立つ代表的事例として扱われている。

UFOの特徴
・形 状:楕円形(オーバル型 / フットボール型)
・側 面:開口部があったと証言される
・発光色:青白い光を強く放っていたとされる
・サイズ:全長8〜10メートル前後と証言
・動 き:川岸近くに静止し、ゆっくり降下したとされる
・飛行音:「ブーン」「ウィーン」という異音を発する
・備 考:内部は強い光に満ち、機械的装置があったとされる

宇宙人の特徴
・身 長:約1.5メートルと証言される
・体 型:首がなく、全体的に円筒形のような体つき
・顔 面:目・口は不明瞭、耳と鼻の位置に円錐状の突起
・手 先:カニのハサミ状・ミトン状
・皮 膚:灰色でシワが多く、象の皮膚のよう
・服 装:衣服は確認されず、全体が一体化していたという
・備 考:浮遊して移動し、機械的だったとされる

データ


種 別 UFO:楕円形(オーバル型 / フットボール型)
宇宙人:機械的な人型
目撃地 アメリカ(ミシシッピ州パスカグーラ)
年 代 1973年10月11日
サイズ UFO:全長8〜10メートル程度
宇宙人:約1.5メートル
備 考 UFO事件の中でも客観的資料が複数揃った貴重なケース