インドリッド・コールド ― 不気味な笑顔の宇宙人 ―

インドリッド・コールドとは、アメリカで遭遇が報告された宇宙人のこと。
外見は人間に見えるが、不自然なほど大きな笑みを浮かべていたことが特徴とされる。
フォークロアである「グリニングマン」や「スマイリングマン」の元ネタとなった。
基本情報
概要
インドリッド・コールドは、アメリカで遭遇が報告された人型の宇宙人である。1966年に発生したウッドロー・デレンバーガー遭遇事件に登場し、不自然な笑みを浮かべた不気味な人物として語られている。後にUFO研究家のジョン・キールによって広められ、フォークロアとして「グリニングマン(Grinning Man)」や「スマイリングマン(Smiling Man)」と呼ばれることになった。
インドリッド・コールドの伝承は、1966年11月2日にアメリカのウェストバージニア州で発生したウッドロー・デレンバーガー遭遇事件を起点としている。デレンバーガーは家具のセールスマンであり、帰宅のために夜間の州道を自動車で走行していたところ、突如として車の前に楕円形で光沢のある飛行物体が降下してきて道路を塞ぐように着地したという。
その後、降下した飛行物体から一人の男が姿を現したとされる。その男は、約6フィート(約183cm)の身長で、濃い茶色の髪とオリーブ色の肌を持ち、光沢のある濃紺のコートを着用し、表情は不自然なほど大きな笑みを浮かべていたという。男は車の窓越しにデレンバーガーへ接近し、口を動かさずに「声が直接頭に響くような形」で語りかけたとされる。デレンバーガーはこれをテレパシーによる意思疎通として受け取った。
男は自らを「インドリッド・コールド」と名乗り、「敵意はないこと」と「また会いに来る」ということを告げたという。会話は短時間で終わり、男は再び飛行物体へ戻り、物体は垂直に上昇して夜空へ消えたと報告されている。この出来事はすぐに地元のニュース番組やラジオで取り上げられ、デレンバーガーはテレビインタビューにも出演した。
デレンバーガーはその後もインドリッド・コールドとの接触が続いたと主張し、彼らが「ラヌロス(Lanulos)」と呼ばれる惑星から来た存在であると語ったとされる。この証言は当時のUFO研究家や地元住民の間で議論を呼び、関連する報告も寄せられた。その中には、奇妙な笑顔を浮かべた人物の目撃談も含まれており、後に「グリニングマン(Grinning Man)」と呼ばれるフォークロア形成の一因となった。
また、この事件はUMAとして知られるモスマン騒動と同時期に発生したため、UFO・怪異現象の文脈でモスマンと関連付けられて広く注目されることになった。なお、インドリッド・コールドとモスマンの関連付けは、主にジョン・キールの著作『The Mothman Prophecies(1975年)』などによって広まったものとされている。
正体については諸説あり、デレンバーガーが証言した通り宇宙から来た存在とする見方がある一方、UFO目撃に伴う心理的要因や記憶の変容によるものとする懐疑的な解釈も存在する。また、後世には「笑う男(Grinning Man)」というイメージが独立した怪異・フォークロアとして発展した。
科学的には実在を示す証拠はなく、証言と伝承を中心に形成されたUFO関連の怪異と考えられている。現在ではウェストバージニア州発祥のUFOフォークロアとして語り継がれ、モスマン事件と関連する存在としてメディアやオカルト書籍で取り上げられている。
・身 長:約183センチ(約6フィート)
・外 見:人間に類似
・頭 部:濃い茶色の髪、オリーブ色の肌
・顔 貌:不自然なほど大きな笑み(丁寧で友好的と形容された)
・服 装:光沢のある濃紺のコート
・行 動:車へ近づきテレパシーで会話(「恐れるな」「害意はない」と告げる)
・出 自:ラヌロス(Lanulos)という惑星から来たと証言される
・派 生:「グリニングマン」あるいは「スマイリングマン」としてフォークロア化
・備 考:発生場所・時期の一致点からモスマンと関連付けられる
データ
| 種 別 | 宇宙人 |
|---|---|
| 目撃地 | アメリカ(ウェストバージニア州) |
| 年 代 | 1966年11月2日 |
| サイズ | 約183センチ(約6フィート) |
| 備 考 | 「グリニングマン」あるいは「スマイリングマン」としてフォークロア化した |
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