シリウス星人 ― シリウス星系から来たとされる宇宙人 ―

シリウス星人とは、シリウス星系から来たとされる宇宙人のこと。
諸説あり、人間型・水棲型・猫科型・爬虫類型など様々な姿で語られている。
ニューエイジなどでは、人類の精神的進化を支援する宇宙人とされている。
基本情報
概要
シリウス星人は、シリウス星系から来たとされる人間型を中心とした宇宙人である。
シリウス星人については、特定の一人のコンタクティーによって広まった単一の宇宙人像ではなく、複数のコンタクティーやチャネラーによって異なる説明が語られている。
特に、ドゴン族とシリウスの関係を論じた古代宇宙飛行士説、アレックス・コリアーによる説明、現代のニューエイジやスターシード思想などを通じて、その概念が形成されていった。
そのため、シリウス星人については、出典となる人物や思想によって、外見や居住する惑星、文明、地球との関係などが大きく異なっている。
なお、シリウスとは、地球から約8.6光年離れた位置にある恒星系のことであり、おおいぬ座の方角に肉眼で見える明るい恒星はシリウスAと呼ばれている。シリウスAの周囲には、シリウスBと呼ばれる小さな恒星があり、シリウスAとシリウスBは互いの周囲を回りながら存在している。
UFOやニューエイジの分野では、このシリウスAとシリウスBが宇宙人の居住地として扱われることがあり、その際に「シリウスAの宇宙人」や「シリウスBの宇宙人」といった区別がされることがある。ただし、これは天文学的な分類ではなく、コンタクティーやチャネラーによる独自の定義である。
なお、シリウスAとシリウスBはいずれも恒星であって惑星ではない。そのため、「シリウスAから来た」という説明は「シリウスAそのもの」あるいは「シリウスAの周囲に存在するとされる惑星から来た」という意味合いで用いられる。
シリウス星人に関する説の背景として、アフリカのマリ共和国に住む「ドゴン族の神話」が挙げられる。
フランスの人類学者マルセル・グリオール(Marcel Griaule)らの研究をもとに、ドゴン族はシリウスAの周囲を回るシリウスBについて、近代天文学が発見する以前から知識を持っていたとする説が広まった。
さらに、ドゴン族の神話に登場する水棲の存在であり「ノンモ(Nommo)」が、シリウス系から地球を訪れた存在だったと解釈されるようになった。
この説は、1976年にロバート・K・G・テンプル(Robert K. G. Temple)が著書『The Sirius Mystery』で取り上げたことで広く知られるようになり、古代にシリウス系の知的生命体が地球を訪れたという古代宇宙飛行士説の一つとして扱われるようになった。
ただし、ドゴン族が古代からシリウスBについて天文学的知識を持っていたという解釈には反論もあり、現在ではその前提自体が大きく議論されている。そのため、この説をシリウス星人の実在を示す根拠とすることはできない
アレックス・コリアー(Alex Collier)とは、アンドロメダ星人との接触を主張したアメリカ人のコンタクティーであり、シリウス星人についても独自の説明を行っている。
コリアーによれば、シリウス系には複数の知的生命体が存在し、特にシリウスAには人間に近い外見を持つ種族が存在するとされる。また、シリウスBにも異なる特徴を持つ知的生命体が存在すると説明されている。
なお、コリアーによるシリウス人の説明では、人間に近い姿を持つものだけでなく、猫科の動物や爬虫類的な特徴を持つ存在なども含まれている。そのため、コリアーの語るシリウス星人は、単一の外見を持つ種族ではない。
また、シリウス系の生命体は「リラ(Lyra)」と呼ばれる"こと座"周辺を起源とする人間型エイリアンの系譜とも関係しているとされ、プレアデス人やアンドロメダ人など、他の宇宙人との関係についても語られている。
ただし、コリアーによるシリウス星人の説明は本人の接触体験やチャネリングによる情報に基づくものであり、第三者によって確認されたものではない。
現在のニューエイジやスターシード思想では、シリウス星人は地球人類の精神的な進化を支援する高度な文明を持つ宇宙人として語られることがある。
なお、ニューエイジとは「精神世界やスピリチュアルな思想を中心とする現代の思想・文化運動」であり、スターシード思想とは「自分は地球外の星から転生してきた、あるいは地球外由来の魂を持つとする思想」のことである。
この系統の説明では、シリウス人は高度な科学技術や精神性を持ち、地球人類の意識の向上や文明の発展に関与しているとされる。また、シリウスAとシリウスBには異なる種族が存在するとされ、人間型だけでなく、猫科、爬虫類型、水棲型など、様々な姿の存在が語られる場合もある。
例えば、スターシード思想では、シリウスを地球外の魂の起源の一つと捉え、シリウス由来の魂を持つ人間が地球に転生しているとする説明も見られる。一方で、シリウス人を地球人類の精神的な教師や支援者として捉える説明もあり、シリウス星人の位置づけは一様ではない。
データ
| 種 別 | 宇宙人 |
|---|---|
| 目撃地 | 世界各地 |
| 年 代 | 1950年代以降 |
| サイズ | 不明 |
| 備 考 | 人間型、水棲型、猫科型、爬虫類型など複数の種類がある |
シリウス星人の種類と分類
人間型
地球人とほぼ同じ姿を持つとされるタイプ。
人間に近い外見を持ち、シリウスAやシリウスBに関連する惑星から来たと説明される場合がある。高度な科学技術や精神性を持ち、地球人類を導く存在として語られることも多い。
水棲型
魚類や両生類など、水中で生活する生物を思わせる姿を持つとされるタイプ。
ドゴン族の神話に登場するノンモとシリウスを結びつける説などから、シリウス系の生命体を水棲生物として捉える考え方がある。また、古代メソポタミアの半人半魚の存在であるオネス(Oannes)と結びつける説も存在する。
猫科型
ライオンなどの大型ネコ科動物を思わせる外見を持つとされるタイプ。
現代のチャネリングやニューエイジ系の情報の中で語られることがあり、人間型のシリウス星人とは異なる知的生命体として扱われる場合がある。
爬虫類型
爬虫類を思わせる身体的特徴を持つとされるタイプ。
シリウス系には人間型とは異なる複数の生命体が存在するとする説の中で、爬虫類的な姿を持つ存在が含まれる場合がある。ただし、シリウス星人を爬虫類型として説明する資料は、人間型や水棲型と比較すると限定的である。
高次元の存在
肉体を持つ宇宙人ではなく、高度な精神性を持つ意識体やエネルギー体としてシリウスの存在を捉えるタイプ。
ニューエイジやチャネリングでは、シリウスを高次元の存在とつながる場所として扱い、物理的な宇宙人とは異なる存在として説明する場合がある。
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