クラリオン星人 ― クラリオン星から来たとされる宇宙人 ―

クラリオン星人とは、クラリオン星から来たとされる人間型エイリアンのこと。
人間と同じような外見で、平和を重視する友好的な宇宙人とされている。
基本情報
概要
クラリオン星人は、クラリオン(Clarion)と呼ばれる惑星から来たとされる人間型エイリアンである。
1952年にアメリカ人のトルーマン・ベスラム(Truman Bethurum)がクラリオン星人との接触体験を語ったことで知られるようになり、1981年にはイタリア人のマウリツィオ・カヴァッロ(Maurizio Cavallo)もクラリオン人との接触を主張している。
ただし、両者が語るクラリオン星人の説明には大きな違いがあり、惑星の位置や環境、文明についての内容も一致していない。そのため、クラリオン星人については大きく分けて二系統の説明が存在する。
トルーマン・ベスラムは、1952年にクラリオン星人との接触を主張したアメリカ人のコンタクティーである。
ベスラムによれば、クラリオン(Clarion)は地球と同じ太陽系に存在する惑星であり、当初は「月の向こう側」にあると説明された。後にベスラムは、クラリオンは地球と同じ太陽の周囲を公転し、太陽を挟んで地球と反対側に位置しているのではないかと説明するようになった。
ベスラムがクラリオン星人との最初の接触を主張したのは1952年7月で、ネバダ州モルモン・メサ付近で作業を終えた後、トラックの中で小柄な男性たちを目撃したという。その後、同年中に複数回接触し、その中で宇宙船の女性船長・オーラ・レインズ(Aura Rhanes)と会話したとされる。
クラリオン星人については、ラテン系の外見で、小柄な体格をしており、オリーブ色の肌、黒髪、黒い目などが特徴であるとされている。また、黒髪で薄毛や白髪は見られないとされ、1000年ほど生きる非常に長寿な種族であると語られている。
オーラ・レインズは、身長約137センチで細身で整った体型をした美しい女性であり、ベスラムの体験談における中心的な人物となっている。服装については、赤いスカート、黒いベルベットのブラウス、赤い縁取りのある黒いベレー帽を着用していたとされている。また、宇宙船の男性乗員は、身長約142~152センチで、士官帽のような帽子を被り、青灰色のズボン、ジャケット、黒または灰色の靴を身に着けているとされる。
クラリオンは地球よりも平和で調和のとれた文明であり、クラリオン星人は地球人に対して核戦争の危険性や平和の重要性を説いたとされる。このような特徴から、1950年代のコンタクティー運動において人類に友好的な宇宙人とされる「スペースブラザーズ」の一つとして扱われることになった。
ベスラムは最終的に11回の接触を経験したとされ、1952年にはUFO関連の集会などで体験を語り、1953年にはUFO誌『Saucers』にその概要が掲載された。そして、1954年に『Aboard a Flying Saucer』を出版し、これがベスラムの代表的な著書となった。
ただし、ベスラムによるクラリオン星人の説明は本人の証言に基づくものであり、第三者によって確認されたものではない。また、クラリオンの位置についても内容に変更が見られることから、UFO研究の分野においても懐疑的に見る意見がある。
・身 長:小柄
・体 型:人間とほぼ同じ
・体 色:オリーブ色の肌
・頭 部:黒髪で、薄毛や白髪は見られないとされる
・顔 貌:地球人とほぼ同じ(ラテン系の外見とされる)
・行 動:平和や核戦争の危険性について警告・助言を与える
・能 力:高度な科学技術を持つとされる
・備 考:長寿で約1000年ほど生きるという
マウリツィオ・カヴァッロ(Maurizio Cavallo)は、1981年にクラリオン星人との接触を主張したイタリア人のコンタクティーである。1981年9月、地球外生命体によるアブダクションを経験し、その際にクラリオン星人と接触したと語っている。
カヴァッロによれば、クラリオン(Clarion)はわし座にある連星系に属する惑星で、地球から約15万光年離れているとされる。「クラリオン」という名称は彼らの言葉で「輝き」を意味するとされ、青く輝く惑星で、高い雪山や深いフィヨルド、青緑色の海、森林、真珠のような川などが存在するとされる。
都市は巨大な円形の構造物として造られ、自然の中に存在しているという。また、二つの太陽の周囲を公転しているため、夜はほとんどなく、短い薄明を除いてほぼ恒常的に昼間が続くとされる。
クラリオン星人については、地球人と同じような姿をしており、階級や上下関係が存在しない自由と調和を重視する社会を形成しているとされる。家族と社会は一体であり、子供は社会全体によって育てられるという。また、子供は約20~22か月で成人に成長し、地球人とは比較にならないほど長寿であるとされる。
宇宙における立場については、オリオン座、プレアデス星団、アルファ・ケンタウリなどの存在も参加する「星間連合」に属しているとされる。さらに、クラリオン星人の中には地球に移住して生活している者もおり、中には地球人の間に子供をもうけている者もいるとされる。
カヴァッロは、クラリオン星人との接触を通じて、宇宙や生命の起源、時間や空間、地球人類の歴史などについて知識を与えられたと主張している。これらの体験は、2005年に刊行された『Oltre il cielo(Beyond the Heavens)』などで紹介されている。
ただし、カヴァッロによるクラリオン星人の説明も本人の体験談に基づくものであり、第三者によって確認されたものではない。
・身 長:人間と同程度とされる
・体 型:人間とほぼ同じで、運動選手のような体格とされる
・体 色:人間と同様とされる
・頭 部:人間とほぼ同じ
・顔 貌:人間に似た顔立ちとされる
・行 動:地球人に宇宙や生命などに関する知識を伝えるとされる
・能 力:高度な科学技術を持ち、時間や空間を超えた移動が可能とされる
・備 考:長寿で、星間連合に所属するとされる
データ
| 種 別 | 宇宙人 |
|---|---|
| 目撃地 | アメリカ / イタリア |
| 年 代 | 1952年 / 1981年 |
| サイズ | 小柄、または人間と同程度 |
| 備 考 | 二系統の説明がある |
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