オリオン星人 ― オリオン座に属するとされる宇宙人 ―

オリオン星人とは、オリオン座に属するとされる宇宙人の総称のこと。
多種族の宇宙人を指し、地球に敵対的な宇宙勢力であるといわれている。
基本情報
概要
オリオン星人は、オリオン座に属するとされる宇宙人の総称である。単一の種族として定義されているわけではなく、オリオン座に属するとされる様々な宇宙人をまとめて指す呼称として、UFO分野やニューエイジ思想の文脈の中で使用されてきた。
オリオンと宇宙人を結び付ける言説は、1950年代のコンタクティー運動の頃から見られる。
アメリカのコンタクティーであるジョージ・ハント・ウィリアムソンは、1957年の著書『Other Tongues—Other Flesh』などで、オリオン座周辺に存在する地球に敵対的な宇宙勢力について言及している。
その後、1980年代に成立したチャネリング資料『The Law of One(ラー文書)』では、「オリオン・グループ(Orion Group)」と呼ばれる異星勢力が体系的に説明されている。
『ラー文書』とは、アメリカのチャネリング現象研究団「L/L Research」が1981年から1984年にかけて行った106回のチャネリング・セッションの記録であり、チャネラーのカーラ・ルカートを通して「ラー」と名乗る存在から回答を得たとされるものである。
『ラー文書』におけるオリオン・グループは「他者への奉仕(Service to Others)」を重視する勢力に対して「自己への奉仕(Service to Self)」を志向する敵対的な勢力とされている。その目的は征服と支配であり、地球人の中から自分たちと思想的に同調する者を利用して、他の人々を支配・奴隷化しようとすると説明されている。
なお、オリオン・グループは単一の種族ではなく、複数の宇宙人やその他の存在によって構成されるとされている。具体的には、地球人に「自己への奉仕」の思想を伝えるオリオン・クルセイダーと呼ばれる宇宙人や、彼らに使役される思念形態やロボットなどが挙げられる。
ちなみに、『ラー文書』では「メン・イン・ブラック」と呼ばれる存在も、オリオン・クルセイダーに使役される思念形態の一種として説明されている。
こうしたオリオン・グループの地球への働きかけは、UFOによる接触やテレパシーによる情報伝達などを通じて行われ、オリオン・グループが地球人に「自己への奉仕」の思想を広めようとしていると説明されている。
その後、1990年代以降はUFO・ニューエイジ系の言説で「オリオン・グループ」や「オリオン帝国」と呼ばれるようになり、地球に敵対的な宇宙勢力として言及されるようになった。例えば、アメリカ人のコンタクティーのアレックス・コリアーは、レプティリアンやグレイなどがオリオンに属する宇宙人であると述べている。
このように、オリオン星人は現代のUFO分野やニューエイジ思想においては、オリオン座に属するとされる様々な宇宙人の総称的な概念として語られている。ただし、こうしたオリオン星人や異星勢力に関する説明は、コンタクティーやチャネリング、ニューエイジ思想などに基づくものである。
オリオン帝国とは、UFO・ニューエイジ思想やエクソポリティクス(地球外政治学)における「銀河史(Galactic Lore)」の中で、オリオン座周辺に存在すると語られる多種族の星間帝国である。単一の宇宙人種族ではなく、グレイ・レプティリアン・ヒューマノイドなど複数の異星種族によって構成される勢力として説明される。
この設定については複数の説が存在するが、エクソポリティクス系の宇宙論では、オリオン座周辺にはレプティリアン系とヒューマノイド系の文明が存在し、両者の同盟によってオリオン帝国が形成されたとされる。
ヒューマノイドの多くはリラ系(こと座)に由来し、レプティリアン系の文明と共に帝国を構成しているという。また、オリオン座にある惑星のおよそ6分の1にはレプティリアンが存在するとする説明も見られる。
グレイについては、アレックス・コリアーの1990年代のチャネリング資料で、オリオン帝国の支配下に置かれた種族として説明されている。また、ドラコニアンによる遺伝子改変を受けた存在ともされており、オリオン帝国とその背後にいるレプティリアン系勢力との関係が語られている。
一方で、エクソポリティクス系の作家・ノエル・ハントリーの著作では、オリオン帝国は主にグレイによって運営され、ドラコニアンなどのレプティリアン系勢力と協力して他の惑星への支配を拡大する勢力とされている。さらに、グレイが地球政府との条約や秘密取引にも関与していると説明されている。
このように両者の説明には違いがあるものの、グレイをオリオン帝国と結び付け、その背後にドラコニアンなどのレプティリアン系勢力を置く点では共通している。
このようにオリオン帝国は、グレイを中心とする勢力、ドラコニアンをはじめとするレプティリアン系勢力、リラ系などのヒューマノイド勢力が存在し、複雑な支配・同盟関係を形成する多種族の星間勢力として語られている。
ただし、これらは複数のコンタクティー、チャネリング資料、エクソポリティクス系の「銀河史」が組み合わされて成立したものである。
データ
| 種 別 | 宇宙人(総称) |
|---|---|
| 年 代 | 1950年代~ |
| サイズ | 様々 |
| 備 考 | 多種族の宇宙人を指した総称とされる |
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