アラガシュ誘拐事件【Allagash Abductions】
珍奇ノート:アラガシュ誘拐事件 ― アメリカで発生した集団アブダクション事件 ―

アラガシュ誘拐事件とは、1976年にアメリカのメイン州で発生したUFO誘拐事件のこと。

カヌー旅行中の美術学生4名が発光するUFOと遭遇し、全員が一時的に記憶を失ったとされる。

後の催眠回帰によってグレイ型宇宙人らしき存在に身体検査を受けたと証言された。


基本情報


概要


アラガシュ誘拐事件は、1976年にアメリカ・メイン州アラガシュ水路で発生したとされるUFO誘拐事件である。キャンプ旅行中の若い美術学生4名が、夜間に強烈な光を放つ球状の飛行物体を目撃し、その後「失われた時間」を経験したとされる。

1976年8月、双子のジャックとジム・ワイナー、友人のチャーリー・フォルツ、チャック・ラックの4名は、アラガシュ水路でのカヌー旅行に出発した。数日後、イーグル湖で夜釣りをしていた際に「強烈な光を放つ球状の飛行物体」が湖上付近の木々の上空に静止しているのを目撃したという。なお、その飛行物体は多色の光を放ち、無音でホバリングしていたと証言されている。

4名がカヌーで岸へ戻ろうとした直後、飛行物体から下向きに強烈な光が放たれ、彼らはその光に包まれたとされる。次に記憶があるのは、すでに岸に戻っていた場面であり、目印として燃やしていた焚き火は、彼らの予想以上に燃え進んでいた。これは、体感時間と実際の経過時間に大きな差があったことを示すものとされている。

事件から数年後、4名は別々に催眠回帰を受け、いずれも「無菌室のような船内空間で、頭部が大きく細身の存在に身体検査を受けた」という共通した内容を証言した。その存在は大きな目と長い指を持ち、後年一般化した「グレイ型宇宙人」に近い特徴として描写されている。4名の証言は大筋で一致しており、研究者レイモンド・ファウラーによる調査でも整合性が指摘された。

アラガシュ誘拐事件は、複数の目撃者が同時に「失われた時間」を経験し、後年の催眠回帰で共通した証言を残した点で、UFO研究史における集団アブダクション事件の代表的事例とされている。一方で、催眠回帰の信頼性や記憶の混入可能性を指摘する懐疑的見解も存在し、事件の評価は現在も議論が続いている。

UFOの特徴
・形 状:不明(球状あるいは円形の光体)
・発光色:白色を基調に多色の光を放ったとされる
・サイズ:不明
・飛行音:無音
・備 考:下向きの強い光が照射され、これを受けて記憶を失ったという

宇宙人の特徴
・身 長:不明(人間より小柄とされる)
・体 型:頭部が大きく、細身で長い腕と指を持つ
・顔 面:大きな目を持ち、表情が乏しい顔立ち
・手 先:長く細い指を持ち、医療器具のようなものを扱っていた
・皮 膚:灰色〜淡色の滑らかな質感とされる
・服 装:衣服の有無は証言が分かれる
・備 考:グレイ型宇宙人に近い特徴を持つとされる

データ


種 別 UFO:光球形
宇宙人:グレイ型?
目撃地 アメリカ(メイン州のアラガシュ水路)
年 代 1976年8月
サイズ UFO:不明
宇宙人:不明
備 考 被害者の美術学生による詳細なスケッチが存在する