ゴーマンUFO空中戦【Gorman Dogfight】
珍奇ノート:ゴーマンUFO空中戦 ― 戦闘機と謎の発光体による空中戦 ―

ゴーマンUFO空中戦とは、ノースダコタ州上空で発生した戦闘機によるUFO遭遇事件のこと。

米空軍のパイロットが光球型UFOを追跡し、約27分間の空中戦を繰り広げたとされる。


基本情報


概要


ゴーマンUFO空中戦は、1948年にアメリカ・ノースダコタ州ファーゴ上空で発生したUFO遭遇事件であり、軍パイロットが謎の発光物体と空中で追跡戦を繰り広げたとして知られる。軍による公式調査が行われた初期の事例の一つであり、UFO研究史でしばしば言及される重要事件である。

1948年10月1日夜、ノースダコタ州空軍州兵のパイロット、ジョージ・F・ゴーマン中尉は、P-51ムスタング戦闘機で夜間飛行訓練を行っていた際、「白く輝く球状の光体」を視認したと証言した。光体は点滅せず、一定の明るさで発光しており、周囲に航空機の機影や航法灯は確認できなかったとされる。

ゴーマンは光体に接近を試みたが、物体は急激な上昇・下降・方向転換を繰り返し、P-51の性能を上回る機動性を示したと報告している。特に、ゴーマンが急上昇して追跡した際、光体は垂直に上昇して高度を奪い返し、逆にゴーマン機の背後を取るような動きを見せたとされる。この“空中戦”は、ゴーマンの報告によれば約27分間続き、最終的に光体は急上昇して視界から消えたという。

ゴーマンは物体の大きさを「直径数十センチほどの光点」と推定し、金属的な機体構造は確認できなかったと述べている。また、物体は飛行音を発しておらず、排気炎や航法灯も見られなかったとされる。地上の管制塔でも光体が視認されたが、レーダー反応については資料によって解釈が分かれており、決定的な証拠とはされていない。

事件後、空軍は詳細な調査を実施し、最終的に照明付き気象観測バルーン(ライトバルーン)であると結論づけた。しかし、この説明ではゴーマンが報告した急激な機動性や高度変化を十分に説明できないとする指摘も多く、研究者の間では現在も議論が続いている。

ゴーマンUFO空中戦が特に注目される点は、軍パイロットによる詳細な追跡記録、物体の異常な飛行挙動、そして空軍が本格的な調査を行った初期のUFO事例の一つであることにある。事件は後にプロジェクト・ブルーブックでも参照され、UFO研究史における象徴的な“空中遭遇事件”として現在も取り上げられている。

UFOの特徴
・形 状:球状光
・発光色:白色の強い連続光
・サイズ:直径数十センチほど
・動 き:急上昇・急降下・急旋回を繰り返す
・飛行音:なし
・備 考:レーダー反応は資料によって解釈が分かれる

データ


種 別 光球型UFO
目撃地 アメリカ(ノースダコタ州ファーゴ)
年 代 1948年
サイズ 直径 約15〜30センチ
備 考 空軍パイロットとUFOが交戦した初期の事例