マンティス・マン【Mantis Man】
珍奇ノート:マンティス・マン ― アメリカに現れたカマキリのような人型UMA ―

マンティス・マンとは、アメリカで目撃されている昆虫型ヒューマノイドのこと。

カマキリに似た外見で、主にニュージャージー州のマスコネトコン川周辺に出現するとされる。

UMAとして紹介されることが多いが、昆虫型エイリアンとする説もある。


基本情報


概要


マンティス・マンは、2000年代初頭からアメリカ・ニュージャージー州で目撃報告が存在する昆虫型ヒューマノイドであり、身長2メートルを超える巨大なカマキリのような姿をした生物であるとされている。UMAとして扱われることが多いが、昆虫型エイリアンとする説も存在している。

目撃情報については、2002年にアメリカ・ニュージャージー州のマスコネトコン川周辺で地元住民によって目撃されたことが最初とされる。それは、巨大なカマキリ状の人型生物であったとされるが、あまり詳細には語られていないようだ。

その後、2006年や2008年あたりにもマスコネトコン川周辺で目撃報告があり、それらの証言においては、身長約2.1メートルで、三角形の頭部、大きな黒い眼、細長い胴体、黒あるいは褐色といった暗色の体色など、詳細で共通点のある特徴が語られている。また、テレパシーや透明化のような超常的現象を伴ったという証言も存在する。

2011年には、アメリカのUMA研究家であるロン・ストリックラーが運営するサイト『Phantoms & Monsters』にハケッツタウンの住民から匿名メールでマンティス・マンらしき生物の目撃情報が寄せられたという。その内容も、2006年や2008年と同様の特徴が記載されており、さらにハケッツタウンには目撃の噂が他にも存在することが示唆されている。

その後、アメリカのテレビ番組『Monsters and Mysteries in America』にて、2014年放送のエピソード「Mantis Man, Spottsville Monster, Tornado Phantoms」で特集されたことにより、マンティス・マンは全米のUMA愛好家の間で知られる存在となったとされる。

マンティス・マンの正体については、巨大化した昆虫の突然変異体であるとする説、研究施設から逸失した実験体であるとする説などがある。さらには昆虫型エイリアンである可能性を示唆する意見もあり、特に透明になって消えたり、テレパシー能力を持つといった特徴が、他の異星人像と類似している点が注目される。

ただし、マンティス・マンの存在を裏付ける物的証拠は確認されておらず、公的機関がその実在を認めた例もない。目撃談はすべて個人の証言に基づくものであるが、ネットやテレビを通じて語られ続けたことで、アメリカのUMA界隈における昆虫型ヒューマノイドの一例として知られるようになっている。

マンティス・マンの特徴
・身 長:約2〜2.1メートル
・体 型:細長く痩せた昆虫型
・頭 部:小型でカマキリに似た三角形の頭部
・眼 部:大型の黒い複眼
・口 部:昆虫の大顎(マンディブル)状
・腕 部:カマキリを思わせる鎌状の腕
・背 部:羽や翼のような器官を持つとする証言も存在する
・超能力:擬態あるいは透明化、テレパシー的影響を示唆する証言あり
・備 考:攻撃的ではなく、人間を避ける傾向があるとされる

データ


種 別 UMA、宇宙人
目撃地 アメリカ(ニュージャージー州のマスコネトコン川周辺)
年 代 2002年~
サイズ 身長 約2〜2.1メートル
備 考 擬態あるいは透明化、テレパシーのような能力を持つとされる

目撃情報


2002年 ジェイミー・ブロードハーストらによる目撃報告


2002年、アメリカ・ニュージャージー州ハケットスタウンのマスコネトコン川にて、地元住民のジェイミー・ブロードハーストらが釣りをしていた際、川の中に立つ巨大なカマキリ状の人型生物を目撃したとされる。この目撃談は、アメリカのテレビ番組『Monsters and Mysteries in America』シーズン3第8話「Mantis Man, Spottsville Monster, Tornado Phantoms」において紹介されたが、詳細な証言内容については明らかになっていない。

2006年 ポール・ジャックスによる目撃報告


2006年頃、アメリカ・ニュージャージー州にて、ポール・ジャックス(Paul Jacks)は上司と共に初めてマスコネトコン川を訪れた。川を遡行している最中、対岸付近で異様な生物を発見したという。その生物は身長約2.1メートルで、三角形の頭部、大きな黒い眼、細長い胴体を持ち、カマキリと人間を合わせたような姿だった。生物は肩越しにポールを見つめながら移動し、次第に半透明となって数秒後に完全に消失したという。ポールは「相手も自分に気付かれたことに驚いていたように感じた」と証言している。

2008年 ジョー・パレンティによる目撃報告


2008年頃、アメリカ・ニュージャージー州マスコネトコン川周辺にあるスティーブンス州立公園付近で、ジョー・パレンティ(Joe Parenti)が兄弟と釣りをしていた際、突然として耳鳴りや身体の振動感を覚えた。その直後、川岸で何かを捕食している巨大なカマキリ状生物を目撃した。生物は身長約2.1メートル、黒褐色の体色であり、大きな複眼と昆虫のような顎を備えていたという。やがて生物は翼を広げるような威嚇行動を見せ、ジョーは「思考を読み取られているような感覚」を覚えた。その後、生物は霧の中へ消えたとされる。ジョーは極度の恐怖に陥り、ただちに現場を離れたという。

2011年以前 地元住民による目撃報告


2011年、アメリカの怪異現象調査サイト『Phantoms & Monsters』に、マンティス・マンと思しき生物の目撃情報が匿名メールで寄せられた。差出人はニュージャージー州ハケットスタウンの住民と名乗る人物であり、メールには以下のような内容が記されていたとされる。

ある日の午後、ニューバーグ・ロードのドラッグストアから車で帰宅する途中、マスコネトコン川に差しかかったところで奇妙な光景を目にした。橋の近くを走行していた際、川の中に人影のようなものが立っているのが視界の端に入り、最初は釣人だと思ったという。しかし車を減速してよく見ると、それは人間とは明らかに異なる形状をしていた。

その存在は身長が8フィート(約2.4メートル)ほどもあり、体色は薄い茶色で、光を透かすように半透明だった。腕は異様に細長く、体の側面にだらりと垂れ下がっており、頭部は体格に比して不自然なほど小さかった。送信者は一瞬、水面の反射や蜃気楼による錯覚ではないかと考えたが、観察を続けるうちにそれが単なる光学的現象ではないと確信した。

その存在はゆっくりと川岸へ向かって歩き、木々の間へと消えていった。送信者は車を少し進め、木立の向こう側に再び姿が現れないか確認しようとしたが、そこにはもう何も見えなかったという。自宅に戻った後、送信者はインターネットで同様の目撃情報を探したが、当時は何も見つからなかった。

数日後、職場の昼食時にこの出来事を同僚へ話したところ、同僚は奇妙な表情を浮かべたという。送信者は自分が狂ったと思われたのではないかと不安になったが、同僚はパソコンを開き、ハケッツタウンのフォーラムに投稿されていた「巨大なカマキリのような存在を見た」という別の目撃談を見せてくれた。そこで初めて、送信者は自分以外にも同じような体験をした人物がいることを知り、このサイトにメールを送る決心をしたのだと述べている。