太陽吸引型UFO ― 太陽からエネルギーを吸い上げるように見える謎のUFO ―

太陽吸引型UFOとは、NASAの太陽観測衛星が撮影した映像に映り込んだ球状物体のこと。
黒いシルエットの球体で、太陽表面に触手状のプラズマ流を伸ばしている様子が記録された。
そのため「太陽からエネルギーを吸い取る巨大宇宙船」ではないかとして注目を集めた。
基本情報
概要
太陽吸引型UFOとは、NASAが公開した太陽観測映像の中に見られる謎の球状物体のことを指す。英語圏では「Sun siphoning UFO」や「Solar siphoning UFO」と呼ばれているが、日本においては呼称が定まっていないため、便宜的にこの名称を用いることにする。
この現象が広く知られるようになったのは、2012年3月にNASAの太陽観測衛星SDO(Solar Dynamics Observatory)が撮影した太陽観測映像がインターネット上で拡散されたことがきっかけである。映像には、太陽表面付近に黒い球体状の構造が現れ、そこから太陽に向かって細長いプラズマ流が触手のように伸びている様子が記録されていた。
UFOコミュニティでは、こうした映像の様子が「太陽からエネルギーを吸い取る巨大なUFO」ではないかと解釈され、球体が数時間後に離脱したように見える点も人工物的な挙動として注目された。また、太陽表面に接続した球体が突然姿を消すように見えることから「太陽から燃料を補給して飛び去った巨大宇宙船」とする説が広まった。さらに、SOHO(Solar and Heliospheric Observatory)のLASCOカメラでも類似の記録が複数見られることから、太陽近傍に“巨大船団”が存在するという主張も一部で提唱された。なお、太陽と比較した球体の大きさは木星(約14万km)に匹敵する規模と推定されている。
一方で、太陽物理学者による科学的解釈では、この球体は実体のある物体ではなく「太陽の磁場構造やコロナプロミネンス(太陽のプラズマ噴出)が球状に見えたもの」とされる。球体に見える部分は、フィラメントチャネルやコロナキャビティと呼ばれる太陽の磁場構造が球状に見えたものであり、プラズマ流は磁力線に沿って移動する太陽活動の一部であると説明されている。球体が“離脱”したように見えるのも、磁場構造の崩壊による視覚的効果とされる。
現在では、太陽吸引型UFOは科学的には自然現象として扱われているが、UFO関連の文献やオカルト分野では「太陽系内に潜む巨大宇宙船の活動」として紹介されることがあり、インターネット上でも議論が続いている。
データ
| 種 別 | 未確認飛行物体 |
|---|---|
| 目撃地 | 太陽付近 |
| 年 代 | 2012年 |
| サイズ | 推定10万km以上 |
| 備 考 | 科学的には太陽の磁場構造の一種とされる |
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