インセクトイド ― 昆虫型のエイリアン ―

インセクトイドとは、昆虫的な特徴を持つヒューマノイドのこと。
主にアブダクション記録の中に登場するカマキリ型エイリアンのことを指す。
基本情報
概要
インセクトイドは、昆虫型ヒューマノイドの総称的な呼称である。目撃情報は少なく、主にアメリカのアブダクション研究者が収集しているアブダクション事例の中に登場し、カマキリのような外見の昆虫型エイリアンとされることが多い。
代表的な事例としては、1957年のアメリカ・オハイオ州シンシナティでV字型UFOを目撃した看護師の女性が、その2日後に身長3フィート(約0.91メートル)のカマキリのような存在に遭遇したという事例が挙げられる。この話を聞いたアブダクション研究者・ブライアン・トンプソンは、共同研究者であるレナード・ストリングフィールドに伝えたところ、2件の別の事例を提示され、同年・同地で別の目撃者も同様の生物を目撃していたことが判明したとされる。
また、アブダクション研究者・カーラ・ターナーは、著書『Into the Fringe: A Journey to Alien Encounters』の中で退行催眠中の被験者の男性が「巨大なカマキリと遭遇したことを思い出した」と語った事例を記述しているとされる。
さらに、アブダクション研究者・リンダ・モールトン・ハウも、著書『Glimpses of Other Realities』の中で、カマキリ型エイリアンに関する複数の事例を紹介している。その内容は、幼少期にカマキリ型エイリアンによる誘拐や遭遇を経験したと語る証言や、カマキリに似たエイリアンからメッセージを受け取ったと主張する事例などである。また、メッセージを受け取ったとする証言では、それらの存在はグレイの亜種(一派)であると伝えられたという。
その一方で、アブダクション研究者・デヴィッド・M・ジェイコブズは、著書『Walking Among Us: The Alien Plan to Control Humanity』の中で、カマキリ型エイリアンを「インセクタリン」と呼び、エイリアン社会における上位存在として位置づけている。ジェイコブズによれば、インセクタリンは他のエイリアン種族を指揮する立場にあり、場合によっては他の種族の創造や支配に関与している可能性があるという。また、ローブのような衣服をまとい、杖のような道具を持つ姿で現れることがあり、極めて高いサイオニック能力(精神干渉能力)を備えているとされる。
なお、2000年代初頭からアメリカ・ニュージャージー州ハケットスタウンのマスコネトコン川付近では「マンティス・マン」と呼ばれる昆虫型ヒューマノイドがたびたび目撃されている。その特徴はカマキリに似た外見を持つ2メートルを超える大型の人型生物で、衣服をまとっていないものの、透明化やテレパシーといった超能力が報告されており、ジェイコブズの定義するカマキリ型エイリアンと一定の整合性が見られる。
このように、アブダクション証言から考察された情報と、実際の目撃報告には概ね共通する特徴が見られ、インセクトイドという昆虫型ヒューマノイドの代表的な姿として、カマキリ型のイメージが形成されていることがわかる。しかし、その背景にある特殊能力やエイリアン社会における立場などの言説については、それらを裏付ける独立した目撃事例や物的証拠は確認されていない。
その一方で、SF作品では異星人や怪物のデザインとして頻繁に用いられており、フィクションの世界では「昆虫と人間を融合した存在の代表的なイメージ」の一つとして長く描かれ続けている。
・身 長: 約1〜2メートル
・体 型: 痩身で昆虫的な構造
・体 色: 黒・褐色・半透明など暗色系
・頭 部: 楕円形または三角形の昆虫型頭部
・顔 貌: 複眼と吻状の口器官を持つ
・四 肢: 細長く節のある腕と脚
・服 装: 基本は裸だが、上位種はローブ状衣服の証言あり
・行 動: 静止して観察する・素早く移動する・人間を避ける
・能 力: テレパシー・精神干渉・透明化などの証言がある
・備 考: カマキリ型が代表的イメージとして定着している
データ
| 種 別 | 宇宙人 |
|---|---|
| 目撃地 | アメリカなど |
| 年 代 | 1950年代~ |
| サイズ | 約1〜2メートル |
| 備 考 | 主にカマキリ型エイリアンを指す |
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