アゴグウェ ― 東アフリカの森林に棲息する謎の猿人 ―
アゴグウェとは、東アフリカのタンザニアやモザンビークを中心に目撃されている獣人系のUMAのこと。
人間よりも小柄で、体毛で全身が覆われており、非常に長い腕を持つなどの特徴があるとされている。
また、人間と同じように完全な二足歩行ができるとも言われている。
基本情報
概要
アゴグウェは 東アフリカの遠隔森林地域に住むと伝えられるUMAであり、20世紀初頭から目撃例が報告されている。
目撃情報によって特徴は異なるが、体長0.9~1.7メートルと人間よりも やや小柄で、黒色・赤色(銅色)・褐色・灰色の長い体毛で全身が覆われており、皮膚は黄みがかった赤色であるされ、長い腕・丸い額・小さく尖った歯を持ち、足の大きさはつま先からかかとまで約12センチであるといわれている。
最初の目撃例は 1900年に東アフリカの森林で目撃されたものであり、この目撃談が1937年に『December』というロンドンの雑誌に掲載されたことで「アゴグウェ」という名が世に広まったとされている。その後、いくつかの目撃談が報告されているが、未だにアゴグウェの正体は分かっていないようだ。
懐疑的な意見としては 未知・既知種のサルの誤認、毛皮をまとったピグミー族の誤認 などが上げられているが、研究者によれば 額や歯の特徴 および 体毛と皮膚の色が既知の類人猿とは異なるとされ、「アウストラロピテクスの生き残り」「スマトラ島のオラン・ペンデクの関連種」などの説が唱えられている。
・森林に棲息する
・体長0.9~1.7メートル(人間よりも小柄)
・長い体毛に覆われている(色は黒・赤・茶・灰など)
・肌は黄みがかった赤色
・長い腕を持つ
・丸い額を持つ
・小さく尖った歯を持つ
・足の大きさは約12センチ
データ
種 別 | UMA |
---|---|
目撃地 | 東アフリカのタンザニアやモザンビーク |
年 代 | 1900~1960年頃 |
体 長 | 0.9~1.7メートル |
備 考 | アウストラロピテクスの生き残りなどの説がある |
目撃情報
1900年の目撃例
アゴグウェの最初の目撃例は、1900年のウィリアム・ヒッチェンズ(William Hitchens)によるものである。
ヒッチェンズが公式な命令で東アフリカの植民地の森林に猛獣狩りにやってきた際、その森林にある畑でライオンが人を襲いに来るのを待っていると、密集した茂みから"何か"が現れて、すぐに反対側の茂みに消えていく様子を目撃した。
その"何か"は体長1.2メートルほどで、全身が赤い体毛で覆われており、人間のように直立して歩いていた。同行した地元のハンターも その様子を見ており、恐怖と驚きで混乱していたが、後に「あれはアゴグウェという毛むくじゃらの小人で、一生に一度見られるかどうかの珍しいものだ」と言っていたという。
1927年の目撃例
英国士官のカスバート・バーゴイン(Cuthbert Burgoyne)は、1927年に東アフリカでアゴグウェを目撃したという。
バーゴインが貨物船で東アフリカに遠征した際、野生動物を観察しようと12倍率の望遠鏡を持って浜辺に向ったところ、数十頭のヒヒがカニや貝を採っている様子が見えた。
その中に白毛のヒヒが2頭いたが、このような珍しいヒヒがいることは事前に聞いていたので驚くことはなかった。しかし、そこに2人の"褐色の毛で覆われた小人"が現れて、ヒヒの群れの間を通り過ぎていった。
この"褐色の毛で覆われた小人"は 体長1.2~1.5メートルほどの明らかにヒヒと異なる生物で、今まで見たり聞いたりしたことのないものだったが、ヒヒは敵意を表すことは無かった。
その後、バーゴインが東アフリカで猛獣狩りを楽しんでいる友人に このことを話すと、友人も「"褐色の毛で覆われた小人"が親子で歩いている様子を見かけたので、捕らえようと銃を構えたが地元住民に大声で止められた」と語ったという。
1950年代後半の目撃例
動物収集家のチャールズ・コルディエ(Charles Cordier)は、1950年代後半にザイールでアゴグウェを目撃したという。
そのアゴグウェらしき生物はザイールの路上で鳥用の罠に掛かっていたが、転倒を繰り返しながらも自ら罠を外し、人が来る前にその場を歩き去ってしまったという。
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