アリカ・モンスター ― チリで目撃されたカンガルーのようなUMA ―
アリカ・モンスターとは、チリのアリカという街の道路上で目撃されているUMAのこと。
二足歩行でカンガルーに似た恐竜のような姿であるとされ、古生物の生き残りではないかといわれている。
基本情報
概要
アリカ・モンスターはチリのアタカマ砂漠で棲息するといわれるUMAであり、20世紀後半から目撃例が報告されている。
目撃情報によれば 主にイキケとアリカという街を結ぶ道路上で目撃されており、体高1.8メートルほどで、巨大な太腿の脚で立ち、3本指の足には鋭い爪があり、二足歩行で走っていた という特徴が上げられている。また、イヌのような顔、恐竜 または カンガルーのような容姿 であったともいわれている。
こうした特徴から専門家の間では「鳥のような恐竜」であると推定されており、獣脚類の恐竜であるドロマエオサウルス や 恐鳥類のフォルスラコスのような古生物の生き残りではないか という説が唱えられているという。
なお、チリ国内ではヴィルコ・モンスターやゲクフといった同様の特徴を持つUMAの目撃情報も寄せられており、これらと同種の生物ではないかとも考えられている。
・体高1.8メートル程度
・巨大な太腿の脚で立つ
・足は3本指で鋭い爪がある
・二足歩行で走る
・顔はイヌに似ている
・容姿は恐竜やカンガルーに似ている
データ
種 別 | UMA |
---|---|
目撃地 | チリのアタカマ砂漠(イキケとアリカを結ぶ道路上) |
年 代 | 1980年~ |
体 高 | 1.8メートル程度 |
備 考 | カンガルーに似た恐竜のような生物 |
同種と思われるUMA
ヴィルコ・モンスター ― チリの廃坑に棲みつくカンガルーのようなUMA ―
ヴィルコ・モンスターとは、チリのヴィルコという街で目撃されたUMAのこと。カンガルーに似た生物で、背中にトゲのようなタテガミを持つという特徴があるとされている。
ゲクフ ― 米軍に捕獲されたチリのカンガルー恐竜 ―
ゲクフとは、チリのアタカマ砂漠で目撃されていたカンガルーのようなUMAのこと。2004年に米軍に捕獲されたといわれており、ネット上などに写真や調査結果が流出している。なお、現地には以前から同様のUMAの目撃報告が多数あり、その正体ではないかともいわれている。
目撃情報
1980年の目撃例
アリカ・モンスターは1980年にチリのアタカマ砂漠で最初に目撃された。
主にイキケとアリカを結ぶ道路上で目撃されており、地元の新聞社には「巨大なカンガルーのような二足歩行のモンスターが砂漠を走っている」という証言が続々と寄せられている。
また、ヘルナン・キューバス(Hernan Cuevas)という軍将校は「家族で車に乗っている時に、巨大な太ももを持つ 二足歩行の大きな恐竜のような生物を2頭見かけた」と証言したという。
2004年の目撃例
2004年、スペイン人の家族が「アリカの向かう途中で、4頭の犬に似た顔を持つカンガルーのような生物を見かけた」と報告した。また、他のドライバーからも同様の報告が寄せられているという。
これらの目撃情報から、その生物の姿をコンピュータープログラムで再現したところ、厚い皮膚・3本指のつま先・鋭い歯をを持っている直立した生物が表示された。こうした特徴から、この生物は水源の近くの洞窟に棲む肉食動物であり、獣脚類の恐竜に似ていると推定されている。
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