フラットウッズ・モンスター ― アメリカに現れた宇宙人のようなUMA ―

フラットウッズ・モンスターとは、アメリカのウェストバージニア州フラットウッズで目撃されたUMAのこと。
どことなく機械的な特徴を持ち、宇宙人ではないかという説もある。
基本情報
概要
フラットウッズ・モンスターは、1952年にアメリカのウェストバージニア州フラットウッズで目撃されたUMAである。身長は約10フィート(約3m)とされ、赤みがかった顔にスペード型の頭部、暗色の体を持ち、緑がかったオレンジ色の目が光ると報告されている。音や刺激臭を伴い、森の中で出現したと目撃者は証言しており、恐怖のあまり逃げ帰ったという。
1952年9月12日の夕方に地元の子ども3人が空に明るい光が横切るのを目撃し、後に母親らと複数人で現場に向かうと森の中でこの生物と遭遇したというのが最初の発見である。この一件が地元新聞をはじめ全国紙でも報道されたことから、UMAとして広く知られるようになった。
正体については諸説あり、UFOの乗員や宇宙人などといわれている一方で、流星の落下や霧の中のシロフクロウなどの猛禽類の誤認というのが科学的な解釈とされている。
また、目撃情報は1952年9月の事件に集中しており、それ以降は断片的な報告しかない。現在では伝説的なUMAとしてメディアに取り上げられることも多く、漫画・アニメ・ゲームといった様々な二次創作作品にも登場している。
・身長:約10フィート(約3m)
・頭部:スペード型の大きな頭
・顔:赤みがかった色とされる
・目:緑がかったオレンジ色に光る
・体:毛のない暗色の体
・四肢:細長く、手足や指も異様に長い
・音:ヒス音やシューッという音を発する
・匂い:刺激臭を伴う霧のような匂い
・行動:森の中を浮遊・滑るように移動
データ
| 種 別 | UMA |
|---|---|
| 目撃地 | アメリカ(ウェストバージニア州) |
| 年 代 | 1952年 |
| 体 長 | 約3メートル |
| 備 考 | 宇宙服を着た宇宙人説がある |
目撃情報
1952年9月12日の夕方にアメリカ・ウェストバージニア州フラットウッズ付近で、エドワード・メイ、フレディ・メイ、トミー・ハイヤーという地元の少年らが丘の上を飛ぶ明るい光を目撃した。その後母、親のキャスリーン・メイや州兵のユージーン・レモンらと共に現場を確認しに行き、木のそばで高さ約3メートルの奇妙な生物を目撃したと証言している。
その生物は頭部がスペード型で、大きく光る目を持ち、薄い緑色のドレス状の体に覆われ、手足や指も異様に長かったという。生物は素早く森へ逃げ去り、目撃者たちは恐怖のあまりその場を離れた。この出来事は地元新聞で大きく報じられ、全国のメディアにも取り上げられたことから、アメリカで広く知られるようになった。そして、この生物はフラットウッズ・モンスターと呼ばれるようになったとされている。
宇宙人説
フラットウッズ・モンスターは、UMAというより宇宙人ではないかといわれることもある。
これは最初の目撃時に空を飛ぶ明るい光が観測され、少年たちだけでなく周辺住民にも目撃例があったことに由来する。報告では、4~5つの光が連なって飛んでいたとも伝えられており、これがいわゆるUFOではないかと解釈されるためである。
さらに生物の姿についても、スペード型の頭部や光る目、垂直に並んだパイプ状や金属的に見える体の構造など、通常の動物や人間では説明しにくい特徴があったとされる。頭部はヘルメットやフードのような装備の一部と考えることもでき、これが宇宙船の乗員であったのではないかと推測される。
こうしたことからフラットウッズ・モンスターはUFOの搭乗者、すなわち宇宙人ではないかとする説が生まれた。
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