マピングアリ／マピンガリ【Mapinguari】

マンピグアリとは、南米のアマゾンに伝わる伝説の獣人系UMAのこと。

単眼であり、腹部に口を持つなど、奇妙な特徴があると伝えられている。

基本情報

概要

マピングアリは、南米のアマゾンに伝わる伝説的な獣人系のUMAである。全身が濃い毛に覆われ、ずんぐりとした体型をしており、立ったときの体長は約2メートルとされる。腹部に口があることや単眼、逆向きの足跡を残すこと、強烈な悪臭を放つことなども伝えられており、主に熱帯雨林や密林の奥地に棲むといわれている。

マピングアリは古くからアマゾンの先住民の間で語り継がれており、部族や地域によって呼称や描写は異なるが、森や洞窟に棲み、人間を避ける一方で、食料を求めるために人間に干渉するといわれている。20世紀に入ると具体的な目撃情報が寄せられるようになり、1920年代にはブラジルの熱帯雨林で巨大な正体不明の獣が村人によって目撃され、1940年代にはペルー北部の森で現地住民が奇怪な毛むくじゃらの生物を目撃したと報告された。1970年代には現地の部族の間で「マピングアリ」と呼ばれる生物の存在が詳しく記録され始め、1990年代以降には探検家や研究者によって現地調査が行われた。

その調査によって、逆向きの足跡や強烈な悪臭などの情報が集まったが、マピングアリの存在を裏付ける決定的な証拠は報告されていない。そのため、科学的には懐疑的に見られており、絶滅した大型ナマケモノの生き残り説、未知の大型獣・獣人説、既知動物の誤認や伝承の誇張説などが挙げられている。

マピングアリの特徴
・体長：立った状態で約2メートル
・外見：全身が濃い毛に覆われ、ずんぐりとした小柄な獣人型
・目：単眼とされる説がある
・腹部：口があると伝えられる
・足跡：逆向きの足跡を残すとされる
・備考：強烈な悪臭を放つ

データ

種　別	UMA
目撃地	南米のアマゾン
年　代	古代
体　長	約2メートル
備　考	単眼で、腹部に口を持つと伝えられる

目撃情報

・1920年代：ブラジルの熱帯雨林で、村人によって巨大な正体不明の獣が目撃される
・1940年代：ペルー北部の密林で、現地住民が奇怪な毛むくじゃらの生物を目撃したと報告。
・1970年代：現地部族の間で「マンピグアリ」と呼ばれる生物の存在が詳細に記録され始める
・1990年代以降：探検家や研究者が現地調査を行う