化蛇【かだ】
珍奇ノート:化蛇(カダ) ― 中国に伝わる人の頭や鳥の翼を持つ怪蛇 ―

化蛇(かだ)とは、中国に伝わる怪蛇のこと。

人間の顔に山犬の胴体と鳥の翼を持つ姿だとされている。


基本情報


概要


化蛇は中国に伝わる怪蛇で、『山海経』には「陽山という山には化蛇が多く住んでおり、その姿は人間の顔に、山犬の胴体と鳥の翼を持ち、蛇のように這って進む。その鳴き声は人の怒鳴り声のようで、これが現れると その一帯は大洪水に見舞われる」といった内容が記されている。

データ


種 別 UMA、伝説の生物
資 料 『山海経』
年 代 不明(紀元前)
備 考

『山海経』中山経(紀元前)


原文

又西三百里、曰陽山。多石、無草木。陽水出焉、而北流注于河。其中多化蛇、其狀如人面而豺身、鳥翼而蛇行、其音如叱呼、見則其邑大水。

現代語訳

さらに西へ三百里行くと、陽山(ようざん)という山がある。石が多く、草木は生えていない。陽水(ようすい)がここから流れ出し、北へ流れて黄河に注いでいる。その中には化蛇(かだ)が多く住んでいる。その姿は人間の顔に山犬の胴体、鳥の翼を持ち、蛇のように這って進む。その鳴き声は人が叱咤し叫ぶ声のようである。これが現れると、その一帯(町)は大洪水に見舞われる。