スケープ・オア・スワンプのリザードマン【Lizard Man of Scape Ore Swamp】
珍奇ノート:スケープ・オア・スワンプのリザードマン ― 米国で目撃されたトカゲ男 ―

スケープ・オア・スワンプのリザードマンとは、米国で目撃された爬虫類人型UMAのこと。

1988年にサウスカロライナ州の湿地帯に現れ、目撃者の自動車を破壊したと報告されている。

全身が鱗に覆われ、2メートルを超える巨体を持ち、指には長い爪を備えていたとされる。


基本情報


概要


スケープ・オア・スワンプのリザードマンは、アメリカで目撃された爬虫類人型のUMAである。緑色の鱗状の皮膚を持つ爬虫類型の怪人として語られており、二足歩行で人間のように動く姿が報告されている。通称「リザードマン(トカゲ男)」として知られ、1988年の一連の事件をきっかけに地域の怪異として広く知られるようになった。

外見については、身長約2メートルの人型生物で、緑色の鱗に覆われた体、赤色に光る目、三本指の手、長い爪を持つと証言されている。目撃者によっては、車の屋根へ飛び乗る、ドアハンドルを掴むなど、人間を超える力を持つ存在として描写された。

初期の目撃報告としては1987年秋のジョージ・ホリマン Jr.による証言が挙げられる。その後、1988年のクリストファー・デイヴィスの遭遇報告が報道されたことで、全国的に知られるようになった。

クリストファー・デイヴィスの目撃報告によれば、1988年6月にアメリカ・サウスカロライナ州リー郡にあるスケープ・オア・スワンプ付近で車のタイヤ交換をしていたところ、緑色で濡れたような外見の怪物に襲われ、車の屋根に飛び乗られたと語った。その後、車体の傷や足跡とされる痕跡が残されていたと報じられ、新聞やテレビによって全国的に紹介された。この事件をきっかけに、リザードマンの噂は急速に広まることになった。

その後も周辺3マイル(約5km)以内で車の損傷や怪物の目撃が続いたが、夏の終わりには報告が減少し、地元警察は熊などの動物を誤認した可能性を指摘した。1988年8月には空軍兵士が「怪物を撃った」と虚偽の報告をしたとして逮捕される事件もあった。近年では2008年にはCNNが車の損傷事件をリザードマン伝説と関連づけて報じ、2015年には地元テレビ局WCIVがリザードマンとされる写真や動画を紹介するなど、伝説は現在まで断続的に語り継がれている。

正体については、未知の大型爬虫類型生物とする説、熊などの動物の誤認とする説、あるいは地域の怪異譚がメディア報道によって拡大した都市伝説とする見方がある。科学的には標本や確証は存在せず、目撃談と地域の伝承を中心に形成されたUMAと考えられている。現在ではサウスカロライナ州ビショップヴィル周辺の名物的な怪異として知られ、メディアやUMA研究書でたびたび取り上げられている。

スケープ・オア・スワンプのリザードマンの特徴
・身 長:約2メートル
・外 見:爬虫類人型
・頭 部:赤色に光る眼、トカゲ状の顔つき
・体 色:緑色の粗い鱗に覆われた皮膚(濡れたように見えるという証言あり)
・手 足:三本指の手、長い爪(水かきがあったとも)
・行 動:車の屋根に飛び乗る、ドアハンドルを掴むなど強い腕力を示す

データ


種 別 UMA
目撃地 アメリカ(サウスカロライナ州)
年 代 1988年
サイズ 約2メートル
備 考 当時、地元ラジオ局WCOSが生け捕りにした者に100万ドルの懸賞金を提示したとされる