ファルコンレイク事件【Falcon Lake Incident】
珍奇ノート:ファルコンレイク事件 ― 1967年にカナダで発生したUFO接近遭遇事件 ―

ファルコンレイク事件とは、カナダのマニトバ州で発生したUFO接近遭遇事件のこと。

地質調査中の男性が着陸した円盤に接近したところ、高熱のガスを浴びて火傷したとされる。

現場からは放射性物質が検出され、火傷の男性は放射線障害のような症状を訴えたという。


基本情報


概要


ファルコンレイク事件は、1967年にカナダのマニトバ州ファルコンレイク付近で発生したUFO接近遭遇事件であり、目撃者の身体に残った「格子状の火傷痕」や「同じパターンで焦げたシャツ」が物証的な要素として挙げられている。そのため、UFO史においては「物体との近距離接触」および「身体的影響」が報告された特異な事例として知られている。

1967年5月20日、アマチュア地質家のステファン・ミハラク(Stephen Michalak)は、ファルコンレイク周辺で鉱脈調査を行っていた際、上空に「強い光を放つ二つの物体」が降下してくるのを目撃したという。そのうち一つは上昇して姿を消し、もう一つが湖近くの岩場に着陸したように見えたとされる。ミハラクはその物体を「金属的な光沢を持つ円盤状の構造物」と表現している。

ミハラクは物体に接近し、側面に「格子状の排気口のような開口部」があるのを確認すると、内部からは機械音のような音が聞こえ、物体表面は滑らかで継ぎ目がなかったと述べている。また、ミハラクが手袋越しに表面に触れたところ、非常に高温で手袋が焦げ、さらに物体内部には「明るい光」と「人影のようなもの」が見えたと述べているが、詳細は不明瞭である。

その後、物体側面の開口部から突然熱風が噴出し、ミハラクの胸部に直撃したとされる。この熱風は格子状のパターンを描いており、ミハラクの胸には後に「格子状の火傷痕」が残った。また、同じパターンで焦げたシャツが調査機関に提出され、物証的な要素として注目された。ミハラクはその後、強い熱傷に加えて吐き気、頭痛、金属臭、リンパ球の減少、体重減少など、放射線障害に類似した症状を訴え、医療機関で治療を受けている。

事件後、カナダ王立騎馬警察(RCMP)、カナダ空軍、アメリカ空軍(プロジェクト・ブルーブック)など複数の機関が調査を行った。現場では放射線レベルの異常が報告され、ラジウム226の検出が伝えられたが、自然由来の可能性や測定条件の問題も指摘されており、解釈は分かれている。また、ミハラクの火傷痕と症状は医療記録として残されているが、その原因については明確な結論は得られていない。その一方で、熱源の誤認や事故による火傷とする懐疑的見解も存在する。

ファルコンレイク事件が特に注目される点は、身体に残った火傷痕と焦げたシャツという物証的要素、複数の政府機関による調査、そして物体の構造や挙動に関する詳細な証言が残されていることである。事件は現在もカナダのUFO史における代表的な事例の一つとして議論され続けている。

UFOの特徴
・形 状:円盤型(金属的光沢を持つと証言される)
・表 面:継ぎ目のない滑らかな外装(鏡面状の反射あり)
・サイズ:直径約10.5m、高さ約4.5mといわれる
・開口部:側面に格子状の排気口のような構造ある
・音 響:内部から機械音のような低い音が聞こえた
・動 き:垂直に上昇し、強い光を放ちながら飛び去った
・備 考:排気口の高熱ガスで、目撃者が火傷を負った

データ


種 別 円盤型UFO
目撃地 カナダ(マニトバ州ファルコンレイク付近)
年 代 1967年5月20日
サイズ 直径約10.5メートル、高さ約4.5メートル
備 考 「格子状の火傷痕」や「同じパターンで焦げたシャツ」が残った事件