イントゥロ ― 南アフリカに伝わるトカゲの精霊 ―

イントゥロとは、南アフリカの部族伝承に登場するトカゲの精霊のこと。
神の使者として人間界に遣わされ、人類に死を告げた存在と伝えられている。
伝承では青い頭のトカゲとされるが、爬虫人類の一種として扱われることもある。
基本情報
概要
イントゥロは、南アフリカのズールー族やコサ族の伝承に登場するトカゲの精霊である。神話では創造神ウンクルンクルによって遣わされ、人類に死を告げた使者として知られている。
伝承によれば、ウンクルンクルは当初、カメレオンのルンワバに「人は死なない」と伝えさせようとしたが、ルンワバが道中で遅れたため、後からイントゥロを遣わし「人は死ぬ」と告げさせた。イントゥロは素早く人々のもとへ到着し、その言葉が受け入れられたことで、人類は死を免れなくなったとされる。この神話は、ズールー族における死の起源譚のひとつとして語り継がれている。
伝統的な伝承では、イントゥロは青い頭を持つトカゲやヤモリとして語られることが多い。しかし、後世のオカルト・クリプティッド系資料や図像表現では、人型の爬虫類として描かれる例が見られ、その影響から現在では「アフリカのリザードマン伝承」や「レプティリアンに類似する存在」の一例として紹介されることもある。
データ
| 種 別 | 伝説の生物、精霊 |
|---|---|
| 資 料 | ズールー族・コサ族の口伝など |
| 年 代 | 古代(記録としては19世紀後半〜20世紀初頭) |
| 備 考 | 伝統的には爬虫類型の精霊として語られるが、後世に爬虫類人として再解釈される例がある |
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