セルポ星人【Serpo Aliens】
珍奇ノート:セルポ星人 ― ロズウェル事件の宇宙人とされる種族 ―

セルポ星人とは、ロズウェル事件で回収されたといわれる宇宙人の種族のこと。

後にアメリカ政府と意思疎通を確立し、セルポ交換計画が立ち上がったとされる。

この計画では、惑星セルポに12名のアメリカ人が派遣されたといわれている。


基本情報


概要


セルポ星人は、1947年にアメリカで発生したロズウェル事件で生存していた宇宙人とされる人型エイリアンの種族である。「セルポ交換計画(Project Serpo)」と呼ばれる計画の流出資料によって、その存在が広く知られるようになった。

これらの資料では、セルポ星人はゼータ・レティクル星系に存在するとされる惑星セルポの住人であるとされる。なお、資料上では「EBE(イーブ:Extraterrestrial Biological Entity / 地球外生物学的存在)」や「イーブ人(Ebens)」と呼ばれている。

セルポ星人に関する情報の大部分は、2005年から2007年にかけて「Anonymous(アノニマス)」を名乗る人物が公開したメール群(Release 1~36)に基づいている。この人物はアメリカ政府の退職職員を自称しており、ロズウェル事件やセルポ交換計画の内幕を知る立場にあったと主張した。

流出資料によれば、1947年のロズウェル事件では二機の宇宙船が墜落し、そのうち一体のセルポ星人が生存した状態で回収されたという。この個体は後にアメリカ政府との意思疎通を確立し、自らの母星や宇宙船技術について情報を提供したとされる。

その後、通信装置を利用して母星セルポとの連絡が行われ、1964年には地球側とセルポ側の代表者による会合が実現したという。翌1965年には地球人12名をセルポへ派遣する交換計画が開始され、当初は10年間の滞在が予定されていたとされる。

しかし、実際には1978年まで滞在が続き、帰還したのは8名のみであったという。資料によれば、2名はセルポで死亡し、さらに2名は地球へ帰還せず、そのまま残留することを選択したとされている。こうしたセルポ交換計画を通じて、セルポ星人の外見や生活環境、社会制度などに関する情報も公開された。

セルポ星人の外見については、身長120~150センチほどの小柄な体格で、大きな頭部と大きな目を持つグレイ型宇宙人に近い姿であったとされる。皮膚は淡い灰色から褐色を帯びており、鼻や耳は小さく、口も細いと説明されている。また、地球人よりも高度な宇宙航行技術を有しており、ゼータ・レティクル星系から地球まで往来していたと語られている。

セルポ星人の社会については、貨幣制度を持たず、必要な物資は配給施設で受け取る仕組みであったとされる。また、犯罪はほとんど存在せず、軍隊が警察の役割も兼ねていたという。すべての個体が何らかの仕事に従事しており、子供たちは外部との接触を厳しく制限された環境で育てられていたと説明されている。

惑星セルポについては、二つの太陽を持つ惑星であり、地球よりやや小さいとされる。中央部は非常に高温である一方、北部は比較的涼しく、地球人調査隊は後に北部へ移住したとされる。また、人口は約65万人とされ、複数の小規模集落と一つの大規模共同体から構成されていたという。

このセルポ交換計画は、後にUFO研究家ビル・ライアンらによってインターネット上で広く紹介され、セルポ星人は現代のUFO・エイリアン伝承の中で語られる宇宙人の一種として知られるようになった。

しかし、これらの情報は匿名の証言や未公開とされる報告書に依拠しており、セルポ星人や交換計画の存在を裏付ける客観的な物的証拠は確認されていない。そのため、現在ではロズウェル事件やゼータ・レティクル神話と結び付いた現代UFO伝承の一例として扱われることが多い。

セルポ星人の特徴
・身 長:120~150センチ前後
・体 型:小柄で細身(人間より華奢)
・体 色:灰褐色から茶褐色
・頭 部:身体に対して大きな頭部を持つ
・顔 貌:大きな目、小さな鼻、小さな口を持つ
・四 肢:腕と脚は二本ずつで細長い
・服 装:一体型のシンプルな衣服(白色や薄色調の服が多い)
・行 動:グレイ型宇宙人に近い容姿とされる

データ


種 別 宇宙人
目撃地 アメリカ
年 代 1947年~
サイズ 1.2~1.5メートル
備 考 セルポ交換計画で地球人との恒星間交流を行ったとされる

流出資料の内容と評価


セルポ交換計画とは


セルポ交換計画(Project Serpo)は、アメリカ政府とセルポ星人(イーブ人)の間で実施された異星文明交流計画であるとされる。

流出資料によれば、1947年のロズウェル事件で墜落した宇宙船から生存したセルポ星人が回収されたことに始まり、後に通信装置を利用して母星セルポとの連絡が行われたという。1964年にはニューメキシコ州ホワイトサンズで地球側とセルポ側の代表者による会合が実現し、この会合では情報交換や遺体の返還などが行われたと述べられている。

翌1965年にはアメリカ政府主導のもとで交換計画が実施され、派遣されたのは軍人12名(男性10名・女性2名)であり、パイロット、言語学者、医師、生物学者、科学者などで構成されていたという。参加者は身元記録を抹消された上で極秘訓練を受け、1965年7月にネバダ実験場からセルポへ向かったとされる。

計画の目的については、セルポ星人との文化交流に加え、異星文明の社会制度や宗教、科学技術、生態系などを調査することにあったという。また、地球側はセルポ星人の高度な宇宙航行技術やエネルギー技術にも強い関心を持っていたと語られている。

当初の計画では調査隊は10年間滞在した後に帰還する予定であったが、実際には1978年まで滞在が続き、帰還したのは8名のみであったとされる。流出資料によれば、2名はセルポで死亡し、2名は帰還せずに残留を選択したという。

帰還者たちは帰還後、長期間にわたる聞き取り調査や報告書作成に従事したとされる。流出資料で語られるセルポ星人の社会や文化に関する情報は、こうした調査結果に基づくものと説明されている。

セルポ星人の科学技術と宇宙船


セルポ星人は高度な恒星間航行技術を有しており、地球とセルポの間を移動する宇宙船は約9か月で37光年の距離を移動したとされる。また、反重力技術を応用した浮上式車両を運用し、地上を滑るように移動していたという。なお、動力源には密閉型のエネルギー装置が用いられていたとされる。

宇宙船については、1947年のロズウェル事件で墜落した機体が回収されたとされるほか、1964年の会合や1965年のセルポ交換計画でも使用されたと語られている。流出資料には円盤状の機体をはじめとする複数の宇宙船が登場、恒星間航行や通信機能を備えていたと説明されている。

ロズウェル事件で回収された宇宙船には通信装置も搭載されており、生存していたセルポ星人はこれを利用して母星との連絡を行ったとされる。こうした技術は、後にセルポ交換計画の実現にも利用されたという。

惑星セルポについて


惑星セルポは、ゼータ・レティクル星系に存在し、地球よりやや小さく、二つの太陽を持つ環境であるとされる。惑星中央部の気温は非常に高く、94~115°F(約34~46℃)に達するという。一方で、北部地域は比較的涼しく、セルポ交換計画で派遣された地球人調査隊は北部に居住したとされる。

大気組成は地球と類似しており、炭素・水素・酸素・窒素を含むとされる。また、雲や雨は存在するものの頻度は少なく、乾燥した環境が広がっていたとされる。なお、人口は約65万人とされ、複数の小規模集落と一つの大規模共同体によって構成されていたという。

セルポ星人の社会制度


セルポ星人の社会には貨幣制度が存在せず、生活に必要な物資は各地の配給施設から受け取る仕組みであったとされる。すべての個体が何らかの仕事に従事しており、食料や日用品は共同体によって管理されていたという。また、犯罪はほとんど存在せず、軍隊が警察機能も兼ねていたと説明されている。

国家は存在せず、各地域には指導者が置かれていたものの、地球のような政府組織や政治制度は確認されなかったとされる。また、子供は特別な保護の対象であり、外部との接触を厳しく制限された環境で育てられていたとされ、調査隊がセルポ星人の子供を撮影しようとして軍に制止されたと報告している。

セルポ星人の信仰


セルポ星人は「The One(ザ・ワン)」と呼ばれる存在を信仰していたとされる。これは宇宙や生命の創造主に相当する概念であり、セルポ星人の精神文化の中心を成していたという。

流出資料によれば、セルポ星人は宇宙や生命のすべてが「The One」によって創造されたと考えていたという。そのため、個人よりも共同体全体の調和を重視する価値観を持ち、社会全体の利益や集団の幸福を優先する傾向があったと説明されている。

また、セルポ星人は死を終わりではなく次の段階への移行として捉えていたとされる。なお、調査隊はセルポ星人が定期的な宗教儀式や集会を行っていたと報告している。

セルポ交換計画の懐疑論


セルポ星人に関する情報は、主に2005年から2007年にかけて公開された匿名メール群に基づいており、計画の存在を裏付ける公式文書や物的証拠は公開されていない。

また、セルポ交換計画の内容にはロズウェル事件やMJ-12文書、ゼータ・レティクル神話など既存のUFO伝承との共通点が多く見られることから、後年に創作された物語であるとする見方も存在する。

さらに、アメリカ空軍の情報機関関係者であったリチャード・ドーティの関与が指摘されることもあり、情報操作の一環として流布された可能性を指摘する論者もいる。