アルタマハ・ハ ― アルタマハ川に棲むイルカのようなUMA ―
アルタマハ・ハとは、アメリカのジョージア州にあるアルタマハ川で目撃されているUMAのこと。
胴体の長いイルカのような生物とされ、背中に2つのコブと平らな尾を持つという特徴があるといわれている。
基本情報
概要
アルタマハ・ハは、米国のジョージア州にあるアルタマハ川に生息しているとされるUMAで、体長6メートル前後、ワニに似た顔で、口には鋭い歯が並んでおり、背中に2つのコブと平らな尾を持つ水棲動物とされている。肌の色については諸説あるが主に灰色といわれ、想像図による容姿はイルカのような古生物を彷彿とさせるものになっている。
海外サイトによれば、ジョージア州の民間伝承に登場する伝説の怪物で アルティー(Altie)とも呼ばれており、アルタマハ川の付近の田園を襲ったとされている。また、UMAとしては1800年代から目撃されており、ジョージア州のアルタマハ川をはじめセント・シモンズ島やキャットヘッド川付近で目撃されているようだ。
・体長6メートル前後(21メートルという目撃例もある)
・ワニに似た顔
・鋭い歯を持つ
・肌色は灰色・茶色などの暗色であるといわれる
・胴体は太い
・背中に2つのコブがある
・平たい尻尾を持つ
データ
種 別 | UMA、伝説の怪物 |
---|---|
目撃地 | アメリカのジョージア州にあるアルタマハ川 |
年 代 | 1830年~ |
体 長 | 6メートル前後 |
備 考 | 2000年以降も目撃例が多い |
目撃情報
1800年代の目撃例
1830年4月18日、ジョージア州サバンナの新聞記者がアルタマハ川で目撃されている怪物についての記事を発表した。
最初の報告はスクーナー(帆船)の船長によるものであり、アルタマハ川の河口にあるセント・シモンズ島にて、体長約21メートルで、タルのように太い胴体を持ち、ワニに似た頭を持つ巨大生物を目撃したというものだった。
また、別のスクーナー乗りである5人の男からもセント・シモンズ島の怪物について同様の報告を受けたという。
1900年代の目撃例
1920年代に木こりの男がアルタマハ川で大蛇のような怪物を目撃したと報告して以来、1935年にはハンターが、1940年代にはボーイスカウトが、1950年代には刑務官が、同様の怪物の目撃例を報告している。
1969年には、釣りをしていた2人の兄弟によって怪物の目撃情報が報告された。この報告によれば、彼らがアルタマハ川で釣りをしていた時に、謎の巨大生物を目撃したという。彼らは最初はチョウザメだと思ったが、それはワニのような鼻と平らなの尾を持つ灰色の生物で、体長は3~3.7メートルほどだったとされ、その生物が背中には三角形のコブがあり、鋭く尖った歯を持っていたと語ったという。
1980年の夏には、2人の男がキャットヘッド川付近の泥池で この怪物を見たと報告した。彼らは その怪物が岸から水中に戻れずに横たわっている様子を見かけたが、やがて自分自身で水中に戻って その場を去ってしまったのだという。なお、彼らは その怪物について、体長約6メートルほどの暗色の粗い肌の生物だったと語っているという。
この半年後の1980年12月には、別の男がルイス・スミス湖で怪物を見たと報告した。その報告によれば、体長4.5~6メートルのヘビのような生物で、水面から2つの茶色の塊が突き出ていて、モーターボートのように素速く泳ぎ去ったという。
また、1980年代にはカニの漁師が この怪物を目撃しており、「世界最大のうなぎ」のように見えたと語っているという。
2018年の目撃例
2018年3月16日、アメリカのジョージア州に住むジェフ・ウォーレンという人物が、ウルフ・アイランド国立野生動物保護区内のセントシモンズ島の海岸にて奇妙な生物の死骸を発見した。
その生物はUMAとして知られるネッシーのような姿をしてので、驚いたジェフが映像を撮影してSNSに投稿したところ、たちまち大反響となった。動画を見る限り、魚類などの既存生物とは別物のようである。
特徴としては、頭部には大きな目と鋭い歯の並ぶ口があり、長い首と長い胴体、胴体には一対の大きなヒレが出ている。ジェフによれば、この生物の体長は約120~150センチだという。
なお、地元のダリエンには水棲UMAのアルタマハ・ハの存在が語り継がれており、当地では目撃報告も多いという。そのため、この生物の死骸はネッシーと言うよりもアルタマハ・ハではないかという意見も挙げられているようだ。
しかし、この死骸は動画で公開された後に行方知れずになってしまったらしい。よって、専門家による具体的な調査報告はなく、この動画で確認された意見しか得られていないという。
なお、動画を見た専門家らの解釈は様々で、腐敗した魚、ラブカのような深海ザメの一種だという見解もあれば、分からないとするもの、また完全なるフェイクとして一蹴するような意見などが得られているという。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿