海人 ― 江戸時代に現れた水棲の怪人 ―
海人(かいじん)とは、江戸時代に現れた水棲の怪人のこと。
人のような姿をしているが、皮膚が垂れ下がっており、人の言葉は理解できなかったとされている。
基本情報
概要
海人は、江戸時代の『大和本草』『長崎聞見録』に登場する怪人で、海中に棲む人間のような生物であるとされている。
頭部に髪・眉・髭があり、手足の指の間に水鳥のような水かきを持ち、身体の皮膚が腰まで下がって袴を垂れたように見えるという特徴があり、人の言葉を理解せず、人の食物は食べないが、陸地でも数日は生きていられるという。
海人についてはあまり情報がないが、アシカやアザラシのことではないかという説もあるようだ。
・頭部に髪・眉・髭がある
・手足の指の間に水かきがある
・身体の皮膚が垂れ下がっている
・人の言葉は理解できない
・海中に棲むが、陸地でも数日は生きていられる
データ
種 別 | UMA |
---|---|
目撃地 | 長崎県など |
年 代 | 江戸時代 |
体 長 | 不明 |
備 考 |
資料
『大和本草』
海人は海中に棲んでいて、その形はまるで人のようである。
頭髪に髭、眉はあるのだが、手足の指の間が水鳥のように水かきでつながっている。
人間の言葉は理解せず、飲み物や食べ物を与えても食べようとしない。
身体のまわりに肉の皮があり、腰の間に下がっていて袴を垂れたようになっている。
この他は人間と何ら変わりなく、陸地に数日居ても死ぬことはない。
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