チュパカブラ ― 中南米で目撃された吸血UMA ―

チュパカブラとは、中南米で目撃されている小型の吸血UMAのこと。
赤く光る大きな目と背中にトゲが生えているのが特徴で、家畜の血を吸うといわれている。
基本情報
概要
チュパカブラは主に中南米で目撃されている小型のUMAである。特にプエルトリコでの目撃例が多く、体長は中型犬から大型犬ほどとされる。赤く光る大きな目を持ち、背中に棘のような突起が並ぶ爬虫類的な外見で、二本足で立ち、跳ねるように移動するといわれている。一方、北米で報告されているチュパカブラは、毛の抜けた犬やコヨーテに似た姿だったと証言されることも多い。
1950年代から中南米の各地で家畜が血を抜かれた状態で死んでいる怪事件が起こっており、1970年代になると これが正体不明の生物によるものではないかと言われ始めた。そして、1995年にプエルトリコでヤギやニワトリなどの家畜が首や胸部に小さな傷だけを残して死亡する例が相次ぎ、現地住民の間で吸血生物の仕業として大きな騒動となった。この出来事をきっかけにスペイン語で「ヤギの血を吸う者」を意味する「チュパカブラ」という名称が広く知られるようになったとされている。
チュパカブラには多数の目撃証言のほか、写真や映像もいくつか存在している。しかし、作り物や誤認とされるものも多く、決定的な証拠は確認されていない。そのため、UMAとして語られる一方で、病気や奇形によって外見が変化した野生動物を見間違えたものではないかという見方もある。
・体格:中型犬〜大型犬ほど
・目:赤く光る大きな目
・外見:爬虫類のよう、または毛の抜けた犬に似る
・背中:棘やトゲ状の突起があるとされる
・歩行:二本足で立ち、跳ねるように動くという証言が多い
・声:金切り声や甲高い叫び声を上げたという話がある
データ
| 種 別 | UMA |
|---|---|
| 目撃地 | 中南米(主にプエルトリコ) |
| 年 代 | 1950年~ |
| 体 長 | 0.6~1メートルくらい? |
| 備 考 | 爬虫類型と犬型のものが報告されている |
目撃情報
・1950年代:中南米で家畜が血を抜かれて死ぬ怪事件が発生
・1970年代:正体不明の生物の仕業ではないかと噂され始める
・1995年:プエルトリコで家畜被害が多発し、大きな社会的な騒動になる
・1990年代後半:中南米各国(メキシコ、チリなど)でも目撃情報が報告される
・2000年代初頭:アメリカ南部で犬やコヨーテに似た生物の死体が発見される
・2000年代以降:北米で毛の抜けた犬型生物の目撃例が増加する
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