スカンジナビアのスカイサーペント【Scandinavia Sky Serpent】
珍奇ノート:スカンジナビアのスカイサーペント ― 北欧に現れた謎の飛行生物 ―

スカンジナビアのスカイサーペントとは、北欧の上空で目撃された蛇型の飛行物体のこと。

蛇型の飛行物体の中でも、自ら発光していたという点が特徴的とされている。


基本情報


概要


スカンジナビアのスカイサーペントは、ノルウェー、デンマーク、スウェーデンにまたがる北欧上空で目撃された蛇型の飛行物体である。一次資料は当時の新聞報道が中心で、現在ではほとんど知られていない事例だが「自ら強い光を放っていた」という点が、北米を中心に目撃されていたスカイサーペントと大きく異なる特徴として挙げられる。

当時の新聞記事によれば、非常に細長い「リボン状」あるいは「蛇状」に見える形状であり、体全体から強い白や青白の光を放っていたことから、夜空に浮かび上がる光る紐のように見えたとされる。また、体を左右にくねらせる蛇行運動によって空中をゆっくりと移動していたとされ、これが蛇のイメージを連想させたという。

目撃については、1935年3月に集団で目撃された事例が中心となっており、ノルウェーの地方紙『スタヴァンゲル・アフトンブラッド』などの報道によって、数千人の住民がこの「光る蛇」を目撃したことが明らかとなった。当時の報道では、専門家の見解としてオーロラや流星痕などの既存の気象現象では説明がつかない異常性が強調されており、北欧全域を揺るがす未解決の怪異として記録されている。

後年の研究においては、未確認動物学者アイヴァン・T・サンダーソンが提唱した「大気獣」説の文脈で、こうした蛇型の発光飛行体が大気中に生息する未知の生命体の一例として言及されている。また、UFO研究家ジェローム・クラークは著書において、本件を1930年代の北欧における「ゴースト・フライヤー」現象の一例として取り上げ、集団目撃型の異常空中現象の代表的事例の一つとして紹介している。

また、この発光する蛇型の飛行物体は、2000年代初頭からメキシコを中心に目撃が多発している「フライング・サーペント」とも特徴が一致している。ネット掲示板や超常現象系コミュニティでは、これらが単なる未確認動物の枠を超え、意思を持って浮遊する「生物型UFO」や、メキシコで撮影が相次ぐ「EBANI(未確認生物学的異常存在)」と同種の現象である可能性が指摘されている。

スカンジナビアのスカイサーペントの特徴
・形態:細長いリボン状、あるいは蛇状
・外観:自ら発光し、強い光を放つ
・発色:鮮やかな白、または青白い光
・動き:体を左右にくねらせる蛇のような動き
・速度:極めて緩やか

データ


分 別 UMA、大気獣
目撃地 北欧
年 代 1935年
体 長 不明
備 考 ゴースト・フライヤーの出現と同時期

目撃情報


1935年3月23日の夜から翌24日にかけて、ノルウェー南部からデンマークにわたる広範囲の上空で、数千人の住民が夜空を浮遊する未知の発光体を目撃した。

目撃された物体は、非常に細長い「リボン状」あるいは「蛇状」の形態をしており、自ら強い光を放っていた。最大の特徴は、流星のような直線的な移動ではなく、体を左右にくねらせる「蛇のような動き(Slangelignende bevægelser)」をしながら、極めて緩やかな速度で空中を進んでいた点にある。色は鮮やかな白、または青白かったと記録されている。

1935年3月25日付のノルウェー紙『スタヴァンゲル・アフトンブラッド』の報道によれば、この現象は特定の地点に留まらず、広範囲にわたって移動していく様子が観察された。当時の報道では専門家の見解として、この物体が「オーロラや既知の流星、あるいは流星痕(流星の航跡)のいずれの形態とも合致しない」という不可解さが強調されており、自然現象としての明確な特定には至らなかった。

当時の紙面は、この物体を「謎の発光現象」として扱い、目撃者たちの「生きている蛇が空を這っているようだった」という具体的な描写をそのまま伝えている。また、目撃範囲が複数国に及んだことから、北欧全域で注目を集めた事案であった。