亀女 ― 江戸時代に新潟に現れた亀のような予言獣 ―
亀女(かめおんな)とは、江戸時代に新潟県に現れた妖怪のこと。
長髪で胴体が亀の女のような姿をしており、豊作や流行病などの予言を残したとされている。
基本情報
概要
亀女は、江戸時代に越後国の海岸に現れた妖怪で、豊作や疫病などの予言を語る予言獣の一種とされている。
当時の浮世絵には「寛文9年(1669年)、越後国(現・新潟県)の福島潟に光って人を呼ぶものが現れ、近づくと亀女と名乗り、今年は豊作になるが、疫病が流行るので、我が姿を絵図に写して貼り置き、朝夕拝めば病難を避けられるだろうと言って、海中に去っていった」という内容が記されている。
なお、江戸時代には亀女のような予言獣の目撃例が多く、特にアマビエと酷似している(説話の内容に一致点が多い)。この他にも、豊年亀・神社姫・アマビコなどが亀女に類似している。
・長髪
・顔と手足は人間の女
・胴体は亀
データ
種 別 | 日本妖怪、UMA |
---|---|
資 料 | 江戸時代の浮世絵 |
年 代 | 1669年 |
備 考 | 予言獣の一種 |
類似する妖怪
アマビエ ― 江戸時代に熊本県に現れた人魚のような予言獣 ―
アマビエとは、江戸時代に肥後国に現れたと伝わる妖怪のこと。 長髪で尖った口を持つ人魚のような姿をしており、豊作と流行病の予言を残したとされている。
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