マニポゴ【Manipogo】

マニポゴとは、カナダのマニトバ湖で目撃されているUMAのこと。

ヘビのような巨大生物であるといわれており、オカナガン湖のオゴポゴにちなんで この名で呼ばれている。


基本情報


概要


マニポゴは、カナダのマニトバ州にあるマニトバ湖に棲息するとされるUMAであり、体長は3.5~15メートルほどで、細長い体をくねらせて泳ぐヘビやウナギに似た生物であるといわれている。

カナダの先住民の間ではマニトバ湖に棲む伝説の生物として知られており、UMAとしては19世紀頃から目撃されているらしい。その後、1908年以降に目撃例が増加し、20世紀には多くの目撃情報が報告されている。また、1962年には体を縦にくねらせながら泳いでいるマニポゴの写真が撮影された。

特徴については、小さくて平たい頭で、頭上に1本の角があり、顔はヒツジやウマに似ている、チョウザメのような歯を持ち、肌は茶色で、背中にコブ(塊)があり、恐竜のような鳴声で鳴く などといわれている。

正体については、バシロサウルス(古代のクジラ)の生き残りという説があるが詳しくは分かっていない。ちなみに、湖畔のセント・ローレントでは毎年3月にマニポゴフェスティバルなる祭りが開催されているという。

マニポゴの特徴
・体長は3.5~15メートル程度
・ヘビやウナギのような細長い体を持つ
・体を縦にくねらせて泳ぐ
・小さく平たい頭を持つ
・頭上に1本の角を持つ
・ヒツジやウマ似た顔を持つ
・チョウザメのような歯を持つ
・背中にコブ(塊)がある
・恐竜のような声で鳴く

データ


種 別 UMA
目撃地 カナダ(マニトバ州のマニトバ湖)
年 代 19世紀~
体 長 3.5~10メートル
備 考 1936年に骨が発見されたが、調査前に焼失した

目撃情報


・1935年:C.F.ロスがマニトバ湖で、頭上には一本角を持ち、小さく平らな頭を持つ恐竜のような生物を目撃した
・1936年:地元の漁師によってマニポゴらしき生物の骨が発見されたが、原因不明の火災によって焼失した
・1962年:地元の漁師がマニポゴの写真撮影に成功した(形状・泳法はオゴポゴと酷似)
・1948年:C.P.アルリックが湖上から1.8メートル顔を出して恐竜のような声で鳴いた謎の生物を目撃した
・1957年:ルイ・ベルチャーとエディ・ニパニクが湖で巨大な蛇のような生物を目撃した
・1962年:2人の漁師がボートから50メートルほど先で巨大なヘビのような巨大生物を目撃し、写真撮影に成功した
・1962年:ある夫婦がボートから約10メートル先に浮かぶ爬虫類のような生物を目撃した
・1989年:マニトバ湖付近でキャンプ中の家族が、湖岸から約25メートル先にいくつかの塊が浮かぶ様子を目撃した
・1997年:マニトバ湖付近でキャンプしていた人が、水面に巨大な爬虫類が頭が浮かび上がる様子を目撃した
・2004年:漁師が漁網にサメかシャチのような生物が掛かっているのを見つけたが、逃げられてしまった
・2009年:湖畔のコテージから巨大生物の姿が目撃された
・2012年:マニトバ湖で湖上に2回浮上する、チョウザメのような歯を持った生物が目撃された