ナミビアン・フライングスネーク ― ナミビアの翼のある蛇 ―

ナミビアン・フライングスネークとは、ナミビア共和国で目撃された翼を持つ蛇型UMAのこと。
空を飛ぶことができ、滑空して獲物を襲うといわれている。
基本情報
概要
ナミビアン・フライングスネークは、アフリカ南西部のナミビア共和国で目撃された翼を持つ蛇型UMAである。20世紀半ばから目撃されるようになり、家畜が襲われたなどの報告が記録されている。なお、目撃報告によって詳細は異なるが、蛇のような細長い生物で、コウモリのような巨大な翼を持ち、悪臭を残す、という点が共通する特徴として報告されている。
目撃者によれば、体長は約2.7~7.6メートル、翼幅は約5~9メートルとされる。体色は黄色や茶色が混ざった斑模様あるいは黒色で、頭部には発光するトサカ状の突起があり、緑色に輝く目や光を放つ器官を備える、などの特徴も報告されている。なお、悪臭についてはタールに似ており、それが鼻孔から放たれた煙によって発生しているという話もある。被害にあった家畜に煤(すす)のような汚れがついていたとされることから、この煙状のタールのような物質が悪臭の原因だと考えられている。
目撃については、1942年にナミビア南部のキートマンスホープ近郊で、地元の農場主が丘から飛び降りて滑空する姿を目撃したことが最初期の事例とされており、その際には生物による咆哮の様子や、着地時の激しい風切り音についても報告されている。1950年代後半には、ゴアゲブ近郊で家畜が襲われる事件が発生し、死骸にはヘビの牙に似た2つの穿刺跡と煤(すす)のような黒い物質が付着していたとされる。1978年にはカラス州でフランス人農夫が生物に遭遇し、その後 警察に詳細な供述を行ったという記録が残されている。
また、この生物については、イギリスのUMA研究機関「CFZ」によって現地調査が行われており、その記録として『The Flying Snake: An Investigative Journey』や『The Monster of the Mare』という書籍を出版している。
正体については、大型の猛禽類やコブラ科のヘビの誤認、上昇気流に乗って舞い上がった枯れ草や塵などの自然現象を見間違えたとする説がある。その一方で、紀元前にギリシャの歴史家ヘロドトスが記録した「アラビアの翼のある蛇」のような伝説の生物に由来するという説や、アフリカ中部で目撃例のある「コンガマトー」のような恐竜の生き残りという説がUMA研究家によって唱えられている。
・体長:約2.7~7.6メートル
・翼幅:約5~9メートル
・外見:ヘビ状の細長い体、コウモリのような皮膜状の翼
・体色:黄色や茶色の斑模様、または黒色
・頭部:発光するトサカ状の突起、緑色に輝く目、光を放つ器官
・備考:咆哮する、タールに似た強烈な悪臭を放つ
データ
| 分 別 | UMA |
|---|---|
| 目撃地 | ナミビア共和国 |
| 年 代 | 1942年~ |
| 体 長 | 2.7~7.6メートル |
| 備 考 | イギリスのUMA研究機関「CFZ」によって現地調査が行われた |
目撃情報
1942年 ナミビア・キートマンスフープ近郊の目撃例
1942年、キートマンスフープの西方で農場を営むマイケル・エステライゼンは、近隣の山岳地帯から「巨大なヘビのような物体」が滑空してくる様子を目撃した。証言によれば、その物体は体長約9〜25フィート(約2.7〜7.6メートル)でヘビ状の形態をしており、翼幅は最大30フィート(約9メートル)におよぶコウモリのような皮膜状の翼を有していたとされる。
物体は飛行時に空中で「恐ろしく大きな咆哮」を上げており、地上付近まで降下した際には激しい風切り音が発生し、周囲の塵が舞い上がったという。さらに、物体の頭部には「光る角あるいはトサカ」があり、物体の通過後には周囲に強烈な悪臭が漂っていたことも報告されている。なお、エステライゼンは生涯で計3回ほど同様の生物に遭遇したと主張しているという。
1950年代後半 ナミビア・ゴアゲブ近郊の目撃例
1950年代後半、ナミビア南部のゴアゲブ近郊の農場において、7頭の羊が死体で発見される事件が発生した。目撃者の証言によれば、翼幅は5メートルに達しており、体色は黒または濃い茶色であったという。また、羊の死骸にはヘビの咬み傷に似た「2つの穿刺跡」が残されており、羊毛の一部には煤(すす)のような黒い物質が付着していたことが報告されている。この物質の正体については、当時解明されなかった。
また、この時期には複数の農夫が「翼を広げた巨大な影」が上空を移動する様子を同時に目撃しているとされ、1942年の事例と同様に襲撃の前後には現場周辺に強い異臭が発生していたことが複数の証言により一致している。
1978年 ナミビア・カラス地方の目撃例
1978年、ナミビア南部のカラス地方の農場で牛を飼育していたフランス人農夫が、家畜に向かってくる強力な白い光を目撃した。直後に大きな衝撃音が発生し、家畜が大きな鳴き声を上げたという。それを確認に向かったところ、そこでヘビ状の生物に遭遇したという。
農夫は通報によって駆けつけた警察に対し「それは黄色と茶色の混ざった体色で、目は緑色、頭部には目くらましになるほど明るく光る部位があった。また、物体の鼻孔からは煙が出ており、周囲にはタール(あるいは煤)のような臭いが漂っていた」と証言したとされている。
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