スカイフィッシュ ― カメラに捉えられた超高速飛行生物 ―

スカイフィッシュとは、カメラにのみ映り込む棒状のUMAのこと。
肉眼では見えない速度で飛行するといわれ、かつて世界的なブームを巻き起こした。
基本情報
概要
スカイフィッシュは、世界各地でビデオ映像の中にのみ捉えられた飛行する棒状のUMAで、肉眼では捉えることができないほどの超高速で飛行する未確認生物として、1990年代半ばから2000年代にかけて世界的なブームとなった。その形状から「ロッズ」あるいは「エア・ロッズ(Air Rods)」とも呼ばれる。
外見については、長さ数センチメートルから数メートルに及ぶ細長い棒状の体で、側面には波打つような複数のヒレ、あるいは螺旋状に続く膜のようなものを備えているとされ、これらを激しく動かすことで時速300km以上の猛スピードで空中を自在に移動すると考えられていた。
発見の歴史については、1994年にアメリカのビデオ編集者ホセ・エスカミーラが、ニューメキシコ州ロズウェル近郊のベースジャンプ映像をスロー再生した際に、奇妙な物体が横切るのを捉えたのが最初である。これを機に世界中で過去の映像が再検証され、メキシコのゴロンドリナス洞窟や日本の六甲山など、あらゆる場所での目撃・撮影例が報告されるようになった。
それからは、メディアで盛んに取り上げられるようになり、日本でもオカルト系のテレビ番組に積極的に取り上げられて2000年頃から一大ブームとなった。こうした番組では撮影企画が組まれることが多く、撮影クルーによって撮られた映像も数多く放映された。これに対して番組に呼ばれた専門家らは、三葉虫などの古代生物が空中生活に適応した進化形であるとする説や、異次元から一時的に現れるエネルギー生命体であるとする説などを唱えていた。
その後、テレビ番組はより正確なスカイフィッシュの実像を求めるようになり、ハイスピードカメラによる検証実験が行われるようになった。すると、2003年に中国のCCTVが行った大規模な撮影実験によって、それが飛行する蛾の残像によって起こったことがわかり、カメラのモーションブラーが原因で羽虫が棒状に映った現象だということが判明した。また、その翌年には日本の「特命リサーチ200X」でも同様の検証が行われており、「スカイフィッシュの正体はカメラの残像現象が原因だった」として結論付けられた。
そのため、現在では存在しないものとして扱われているが、撮影機器の進化によって生み出された未確認生物として、オカルト史における非常に興味深い事例だと評価されている。また、クリッターと同様に「カメラというレンズを通さなければ観測できない」という新しいUMAの在り方を提示した存在でもあり、その独特なビジュアルは現在もフィクションやアートの題材として根強い人気を誇っている。
データ
| 種 別 | UMA、大気獣 |
|---|---|
| 目撃地 | 世界各地 |
| 年 代 | 1994年 |
| 体 長 | 不明 |
| 備 考 | モーションブラーが原因の誤認現象と判明した |
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